【ペアリング】「アンカー・スチーム」に「タコス」と説く。その心は!?
ラガー酵母をエール酵母と同様の発酵温度で発酵させるビアスタイル「カリフォルニア・コモン」。本日は、米国のクラフトビールブームの原点ともいわれるあの有名な銘柄とのペアリングをご紹介です。
●アンカー・スチーム(Anchor Steam Beer)
◎外観 : 透き通った琥珀色。泡立ち、持ちも良好。
◎香り : 甘やかなビスケット、トーストのアロマ。エステル由来のリンゴの香りも合わさり、火の入れた果実感を連想させます。
◎味わい : 甘味ライト、苦味ミディアム、ミディアムライトボディ。上記の香りと共に、キレの良いのど越しとしっかりとした苦味が追いかけてきます。
そのままでもいいですが、お供を付けるなら「タコス」なんていかがでしょう?
その心は!?
✅琥珀色には同じような色合い、焙煎度合いのものを【一緒の法則】
✅ビールのモルトやフルーティといった香りや甘味がドンタコスの絡みを抑制【置換の法則&味変の法則】
✅強めのビールの苦味を均衡化するタコスの旨味【味変の法則】
✅スナックの歯切れの良さに同調するラガーのキレの良さ【一緒の法則】
ビールの味わいの強さに、タコスの刺激的な風味を合わせることで甘辛っぽいフレーバーに変化します。余韻に広がる香ばしいコーンの香りも心地よいです。
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