【ペアリング】「カーネギー ポーター(バルティック・ポーター)」に「エクレア」と説く。その心は!?
名前にポーターとあり舞うが、エールでなくラガー酵母で発酵させた「バルティックスタイル・ポーター」。
まだまだ見かけることが少ないスタイルですが、こちらとのペアリングを本日はご紹介します。
●Carnegie Porter(カーネギー ポーター)
◎外観 : 非常に濃いブラック、泡立ち、持ちも良好です。
◎香り : コーヒー、高カカオチョコレートのような深いモルトの香り。奥からバナナやベリーの印象も覗かせます。
◎味わい : 甘味ミディアム、苦味ミディアムハイ、ミディアムボディ。5.5%ながら深いロースト風味と、余韻のベリーのようなフレーバーとほのかな酸味が味わいにメリハリをつけています。
本当にコーヒーやカカオ入ってないの?と疑いたくなるような味わいの濃厚さです。
そのままでもいいですが、お供を付けるなら「エクレア」なんていかがでしょう?
その心は!?
✅濃色麦芽由来のロースト風味に、同じくチョコの香味を合わせる【一緒の法則】
✅デザートとコーヒー、フルーツの風味の相性を連想【置換の法則】
✅ビールの強い苦味や酸味が、エクレアの強い甘味をさっぱりとさせる【味変の法則&対比の法則】
✅ラガーの後味のスッキリさにシュー生地の口当たりの軽さを合わせる
✅カスタードの味わいの強さに負けないビールの焙煎風味の強さ【一緒の法則】
食べて甘い!飲んで苦い!さっぱりしたらまたエクレアを頬張りたくなる無限連鎖です。バルティッ・クポーターの「濃厚さ」と相反する「後味のキレ」両方をつなぐ特徴を、濃いカスタードクリームとシュー生地という形でエクレアは兼ねそろえています。
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