【ペアリング】大山Gビール「バーレーワイン2020」に「ベイクドチーズケーキ」と説く。その心は!?
前回はホップも効いたアメリカンスタイルの「バーレーワイン」とのペアリングでしたが、今回はモルト風味が効いたバーレーとの組み合わせをご紹介します。
●大山Gビール バーレーワイン2020
◎外観 : ややかすみのある濃いカッパー。泡立ち、持ち良好。
◎香り : 焦がしカラメル、紅茶、ドライフィグ、チョコレートクッキー。煮詰めたパインやあんず。少し樹脂やべっこう飴。非常に複雑で濃い香りです。
◎味わい : 甘味フル、苦味ミディアム、フルボディ。余韻にはモルトの甘やかなフレーバーが広がりますが、焦がしカラメルのようなしっかりとした苦味も伴い、飽きのこない味わいです。パイン様のフルーティな風味と酸味も良いアクセント。
そのままでもいいですが、お供を付けるなら「ベイクドチーズケーキ」なんていかがでしょう?
その心は!?
✅香ばしさに香ばしさを重ねる【一緒の法則】
✅チーズの風味の強さに負けない力強いビールのフレーバー【一緒の法則】
✅熟したフルーツやカラメル香と、チーズの香りの相性【置換の法則】
✅チーズの酸味や強い旨味が、ビールの強い甘味や旨味と均衡化する【味変の法則&対比の法則】
✅ビールのフルボディにチーズのコクを合わせる【一緒の法則】
甘味•苦味•酸味•旨味のカドが取れ、重層的な風味が生まれる組み合わせです。
バニラやバターはもちろん、ベリーやスモーク風味など木樽熟成により生まれる香りとバーレーワインの相性はすこぶる良いですよ。
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