【ペアリング】「Sierra Nevada Bigfoot2021(アメリカン・バーレーワイン)」に「はちみつ梅」と説く。その心は!?
ホップのフレッシュ感じと苦み、モルトの香ばしさと深い甘み。この両輪を楽しめるのはビールの魅力の一つですよね。
そんな両極端をバチバチに感じられる「アメリカンスタイル・バーレーワイン」とのペアリングを紹介します。
●Sierra Nevada Bigfoot2021
◎外観 : ややかすみのある濃い赤銅色。泡立ち、持ちは良好。
◎香り : 完熟パイン、マンゴーやマスカット、カラメル、タフィー、黒糖や黄金飴、プルーン。熟したフルーツを甘く煮詰めたような香り。
◎味わい : 甘味フル、苦味ストロング、フルボディ。余韻はしっかり苦く、強い甘味の味を、苦味がさらに上から塗り替えていく。余韻にはモルトとホップとが混じり合い紅茶のようなフレーバーを楽しめます。
しっかり苦い!!アメリカンスタイルバーレーワインの代表作です。
そのままでもいいですが、お供を付けるなら「はちみつ梅」なんていかがでしょう?
その心は!?
✅熟したフルーツと熟した梅の香りが同調【一緒の法則】
✅紅茶のようなフレーバーや、ホップのグリーンな香りに蜂蜜の風味が相性よし【置換の法則】
✅ビールの甘味と梅の酸味、ビールの苦みとはちみつの甘味で緩和【味変の法則&対比の法則】
✅フルボディや強い味わいのビールと梅のねっとりとした食べ応えや味の残り具合がバランスを取る【一緒の法則】
甘酸っぱい→甘苦い!の極端なコントラストが飽きさせないペアリング。ホップのフレッシュな印象とモルトの煮詰めたような印象、どちらも含むスタイルなので、煮込み料理など焦げ味の付きすぎていない料理などがより親和性を感じます。
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