静岡のビールが熱い!「静岡クラフトビール協同組合」設立記念インタビュー vol.1
静岡県東部地区でクラフトビールを製造する業者他6社によって、県内初となる「静岡クラフトビール協同組合」が設立されました。豊富な水資源と先駆的な醸造メーカーがあったことから、全国的にも有名なクラフトビールの一大産地となっている静岡県東部地域。
組合では今後、商品開発やイベントの開催、ビール原料の共同購入に取り組むことで、業界と地域の活性化を図っていく予定です。
組合の設立を記念し、県内在住のライタージャンク板村が参加企業6社にリレーインタビューを行いました。
第一回は、発起人代表でもある柿田川ブリューイング株式会社の片岡哲也さん(写真左から3人目)と、反射炉ビヤ専務取締役の稲村秀宣さん(写真左から1人目)のお二人に、お話を伺います。
静岡クラフトビール協同組合に参加した理由は?
組合代表を務める柿田川ブリューイング片岡さんは、「1社でするより数社で行った方がメリットのあることが多い」と組合設立の利点を語ります。
麦芽やホップ、ビール用ドライイーストなどを、組合がまとめて購入することによってスケールメリットが生まれることが期待できます。
反射炉ビヤ稲村さんは「静岡県のブルワリーが協力して、地域性や特色を発信できれば」と話してくれました。
クラフトビールの消費拡大を目的としたイベントを共同主催する活動も予定されているようです。
静岡クラフトビール協同組合のおススメビール
自社以外のビールでおススメを伺うと、反射炉ビヤ稲村さんからは、「各社が自信をもって作り続けて、日々進化していく定番ビールをまずはおすすめしたい」と、柿田川ブリューイングの『クリームラガー』、リパブリュー『69IPA』、Mt.FujiBrewing『琥珀富士』をご紹介いただきました。
反射炉ビヤの定番イングリッシュペールエール『太郎左衛門』も人気ですが、ぜひ各社の看板ビールを定期的に飲んで、違いや進化を楽しんでもらいたいそうです。
柿田川ブリューイング片岡さんは、もともとブルワーとして働いていた、ベアードビールがおすすめとのこと。
地域の特産を生かしたビールなどにも挑戦しているので、ぜひ飲んでみて下さい。
地元ブルワリーに聞く、静岡県内のお気に入りスポット
お二人に、県内のおススメスポットを伺うと、伊豆の『河津七滝』、沼津市の『千本海岸』を教えてくれました。
醸造所からも近いので夏の旅行にいかがでしょう。
更にビールにもよく合う料理を聞いてみたところ、駿河湾の新鮮な海の幸を使った、磯はるの『イワシの漬け丼』がお気に入りとのこと。おでかけの際は、ぜひチェックしてみて下さい。
次回は、ベアードビール代表のベアードブライアンエッシェルマンさんにお話を伺う予定です。お楽しみに。
リンク
柿田川ブリューイング http://numazucraft.com/
反射炉ビヤ https://kuraya-narusawa.co.jp/brewing/
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。