書籍『ビア・マーグス ~ビールに魅せられた修道士』7月21日から全国書店で販売開始!
『ビア・マーグス ~ビールに魅せられた修道士』が、2021年7月21日から全国書店で販売されています。
これは、中世ドイツの修道院を舞台に繰り広げられるビール醸造にまつわるミステリー小説。架空の物語ではありますが、実在する場所や史実なども含まれ、中世の人々の日常や、修道院の内部が生き生きと描かれています。
13世紀のドイツ。ホップの使用が一般的ではなかった時代に、ビールはどのような人たちが、どのように造っていたのでしょうか?
そして、修道院でビール醸造家として腕を磨いていく主人公ニクラスの身に起こった悲劇とは?
中世のビール醸造の様子や、文化的な背景をベースに、主人公ニクラスの波乱万丈な人生と運命がミステリータッチで描かれています。ビール好きのみならず、ミステリー好き、中世ヨーロッパ好きであれば引き込まれてしまうことでしょう。
原作は、ドイツで出版された『Der Bierzauberer(ビールの魔術師)』。本書の続編はドイツではすでにシリーズ5巻まで出版されてる人気小説です。
作者であるギュンター・テメス氏はドイツ・ヴィットブルク出身のビール醸造家。ミュンヘン工科大学で醸造学を学び、数十年間にわたりディプロム・醸造マイスターとして、世界各国でビールに関わる仕事に携わってきました。現在は醸造家としての経験を活かし、新聞や雑誌などでビールやビール醸造の歴史について多数の執筆を手掛けています。
日本語翻訳は日本人で初めてビアソムリエ資格を取得した森本智子氏と、ドイツ文学翻訳家の遠山明子氏。ビールへの深い造詣とともに、中世に世界が丁寧に訳されています。
ビールを愛し愛された醸造家の波乱の人生と中世修道院でのビール醸造をめぐる歴史物語を、ビールを手に読んでみませんか。
書店にない場合は、サウザンブックス社のサイトで購入できます。
————————————————
★書籍
https://shop.thousandsofbooks.jp/items/44840916
★電子書籍
https://shop.thousandsofbooks.jp/items/44843125
————————————————
書名:ビア・マーグス ービールに魅せられた修道士
著:ギュンター・テメス
訳:森本智子、遠山明子
発行年:2021年7月
仕様:四六判/400ページ
定価;本体2,400円+税
ジャンル:フィクション【ストーリー紹介】
ドイツのあるモルト工場で発見された古い手記は、13世紀のあるビール醸造家が書き残したものだった。貧しい農民の子ニクラスは、修道院では食べ物に困らないと聞き、修道士となりビール造りに励む。以来、ビール醸造技術の発展、材料の薬草研究に情熱を注ぎ、教皇も一目置く「ビールの魔術師(ビア・マーグス)」と呼ばれるまでになる。だが、そんな彼に敵意を燃やし、執拗に命を狙う者が……。ビール造りに一生を捧げた男の波乱に満ちた人生とビールの歴史物語。
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。