女性ブリュワーズ
12月5日(日)、下北沢「うしとら」で「女性ブリュワーズ・イベント2010」がおこなわれた。
参加ブリュワーは、
箕面ビールの大下香緒里さん、
京都町屋麦酒の三好ちづ子さん、
城山ブリュワリーの川添智子さん、
ハーベストムーンの園田智子さんの4人。
(ロコビアの鍵谷百代さんも参加予定だったが急遽欠席)
直接ブリュワーと語らい、それぞれのビールを飲めるとあって多くのビア・ファンが集まった。
思い起こせば、私が監修したムック本「スロービールで行こう」(廣済堂出版)の「華麗に上質なビールを造る女性ブルワー達」という特集ページで、園田さん、鍵谷さん、大下さんの3人に鼎談をお願いしたのが2003年である。7年前ということだ。
その後、女性ブルワーの数も増え、みんな素晴らしいビールを造ってくれている。
力仕事が多い醸造の世界は男社会といったところもあり、女性にはまだまだ大変なことが多いと聞くが、女性ブリュワー達はアメリカを中心に始まった「Pink Boots Society」のネットワークで繋がっており、世界中で活躍している。
個人的には、『女性ブリュワーは創造力が豊か。スタンダードなビールはもちろん、フルーツやスパイスを上手く使ったビールや色合いの美しいのビールを上手に造り出す』と感じている。
今後も女性ブリュワー達のビールに期待し応援していきたい。
箕面ビールの大下さん。「カベルネ・エール、ドライレーズン・バージョン」。
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