今飲んでおきたいベルギービール
「今飲んでおきたいベルギービール」とは、インポータ―(輸入業者)の都合等により、インポータ―の在庫がなくなり次第終売になる瓶ビールです。
別のインポータ―が輸入されれば引き続き飲むことが可能ですが、その様な動きは現在見られません。
「ウルフ」の様にベルギーの醸造所で作っているが、醸造所やインポータ―の都合等で瓶商品が終売であっても、ベルギービールウィークエンドや飲食店で樽として稀に飲むことができるかもしれません。また、終売でも再販する場合にありますし、瓶の大きさによっては継続される場合もあります。(例えばウエストマールの750mlは終売ですが同じ330mlは販売しています。)
今回の終売の瓶ビールは国内でも人気のあるビール4点を紹介します。
ロシュフォール6 330ml
アルコール度7.5%。王冠、ラベルのマークは赤色。液色はやや濃いブラウン。フルーティーな香りとヴァニラのような香ばしい香りがして、熟成された赤ワインのような複雑なアロマをもちます。麦芽の甘味、ホップの苦味のバランスがとれた素晴らしいビールです。年に1度のみの醸造で生産量が少ない(全体の1%)ため、ベルギー国内でもあまり流通していないそうです。
アヘル ブロンド 330ml
アルコール度8%やや濁りがある、赤みがかったブラウンで口に入れるとほのかな甘味が、そして舌の奥に麦芽の苦味を感じ,アルコール感豊かでボリュームもあり、後味には心地よい苦味が残ります。
アヘル ブラウン 330ml
アルコール度8%。ほのかな甘みとフルーティーな香り、舌を刺激するコーヒーを思わせる苦み、ベージュ色の泡立ちが特徴の赤褐色のビールです。
カンティヨン・フランボワーズ 375ml
アルコール度5%。カンティヨン・フランボワーズは2年もののランビック(自然発酵させたビール)に、収穫されたばかりの熟した高価な木苺をふんだんに使って数ヶ月も漬け込み、伝統製法そのままに瓶詰めして二次発酵させたものです。オレンジがかったルビー色です。果実の特徴を生かした複雑な味わいは、フランボワーズの最高級品とも言えます。
その他にも、カンティヨン・クリーク375mlやブーン・フランボワーズ375ml等も終売となります。今購入できる内に飲むことをお勧めします。
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