ノンアル革命?!まさにエールな「ビア・デザミー 0.0」を楽しもう!
外出の自粛や在宅ワーク、それによる体調管理への関心の高まりなどから、ノンアルコール市場が活気を見せています。
数年前に比べると、ビールテイスト飲料だけでも非常に多様な選択肢が得られるようになってきました。
そしてそれは国産の製品だけではありません。本当にビールを飲んでいると錯覚するかのような海外ノンアルビールも登場してきています。
その一つが、昨年1月の発売後に即完売を果たした「ビア・デザミー0.0」です。
目次
ノンアルコールビールの定義と造り方とは?
ノンアルコールビールは、正式には「ノンアルコールビールテイスト飲料」と呼ばれます。
日本の酒税法では酒類をアルコール度数が1%以上のものと定義しており、それ未満のものはノンアル飲料の分類として扱われます。実際、一部のノンアル飲料には1%未満で含まれているものもありますが、日本の大手メーカーが造る製品を中心に、アルコール度数0.0(0)%がほとんどです。
なぜ完全にアルコールを抜き切らない製品などもあるのでしょうか?
それはノンアルコールビールの製法の種類と表現できる味わいの違いにあります。
大きく分けると製法は以下の4つです。
①ビールからアルコールを除去する
通常のビールを醸造した後に特殊な浸透膜を通したり、蒸留を行うことでアルコール分だけを分離する方法です。ビールの味わいの再現度は高いのですが、その工程を行うための専用設備の導入が必要になり、さらに日本の場合は酒税法も採用の壁になっています。海外産のノンアルコールビールに多いのがこちらの製法です。
②発酵を抑えて醸造する
アルコール度数が1%を超えないようにビールを発酵させる方法です。発酵途中に温度を急冷させて発酵を止めたり、酵母を除去したりします。比較的実現可能な方法で専用設備も不要ですが、ビールを発酵途中でストップさせるため、穀物臭さといったやや不快な味わいが残ることもあります。最近ではアルコールを生成しにくい酵母を使用した製法なども研究されています。
③アルコール分を希釈する
そもそもの使用する麦芽量を減らしたり、発酵を終えた麦汁を希釈したり、アルコール発酵に使われる「糖」が生成されにくい原料を使用するといった方法です。製品が平坦で水っぽい味わいにならないよう、その製造にはノウハウが必要です。
④調合してビールの味わいを再現する
いわゆる料理のように、抽出した麦芽のエキスに糖類や香気成分などを加えて調合し、ビールっぽさを再現する方法です。アルコール発酵の工程を行わないので、アルコールゼロを実現しやすく、日本の大手メーカーの製品はこの方法を採っているものが多くあります。
「ビア・デザミー0.0」の美味しさは「減圧蒸留」がカギ!
「ビア・デザミー0.0」は「①ビールからアルコールを除去する」から造られたノンアルビールです。
しかも!中でも「減圧蒸留」という方法が採用されています。
そもそも蒸留とは沸点の違いを利用して目的の成分を分離する方法で、元の液体を加熱することで成分を抽出します。従来の蒸留(常圧蒸留)でもアルコールは除去できるのですが、元のビールが加熱されることによる風味の劣化が課題でした。
『ビア・デザミー0.0』では、それを32℃の真空環境下で行う「真空アルコール除去装置」を導入。2年にわたる研究の末、「アルコール度数0.0%」ながら伝統的なベルギー産ブロンドエールの味わいを実現することができました。
国内では「ラガー」を表現したノンアルコール製品は多くありますが、「エール」の味わいを楽しめる所も魅力の一つと思います。
「ビア・デザミー0.0」と「ビア・デザミー」を徹底飲み比べ!
さっそく、「ビア・デザミー0.0」をテイスティング!
とっても軽やか!!
麦を主体とする香りの奥から、レモングラスやオレンジピールなどを連想させるような爽快な印象が広がります。
全体的に軽快な飲み口で、余韻にはグリーンなフレーバーが広がります。
他のノンアルコールビールと比べ、違った味わい深さを感じることのできる商品に仕上がっています。
非常に香りも豊かで、リフレッシュしたい時に飲みたいですね。
そして今回はアルコール入りVer.の「ビア・デザミー」とも飲み比べ。
こちらはしっかりフルーティー&スパイシー。
ヴァイツェンやベルジャン・ホワイトのような、小麦を使ったビールに似たふくよかなフレーバーも感じることのできるビールです。
一緒に合わせるなら「アボカドディップ」がおススメ!
食事やシーン、合わせるなら何が良いでしょう?
真っ先に浮かんだのは、太陽輝く夏のシーズン。海や山でのBBQなど、アウトドア中に瓶のまま味わうのをおすすめしたいです。
私も基本的にはグラスに注いで飲む人間ですが、キャッチーかつどこか懐かしさを感じさせるボトルデザインがそんなシーンとのペアリングを連想させました。
食事とのペアリングはどうでしょう?
上記イメージやライトな喉越しも相まって、熱い地域の料理がベストマッチを生むでしょう!
ノンアル派の皆さんにおすすめペアリング!
特に「ビア・デザミー0.0」には、「アボカドディップ」をトルティーヤチップスに付けて召し上がるのがおすすめです。
ビールのグリーンな印象とアボカドの風味が一つに交わりながら、濃厚なソースや辛味あるチップスの味わいをすっきりとさせてくれます。辛い・濃い → 喉ごしさっぱりはエンドレスに繰り返したくなる王道の組み合わせですよね。
健康を意識している人や妊婦さん、ドライバーさんはもちろん、ビールが好きな人でも休肝日に、こちらのノンアルデザミーはいかがでしょうか。
ほろ酔い派の皆さんにおすすめペアリング!
「ビア・デザミー」には、ホタテなど魚介類の「カルパッチョ」なんてどうでしょう?
市販のお刺身などにドレッシングをかけるのがとっても簡単。お好みでハーブやオリーブオイルをふりかけてあげれば、華やかなビールの香りが相乗効果を生んでくれますよ。
他にも「トムヤムクン」や「生春巻き」など、どちらのビールも爽快なフレーバーが魚介類やエスニックな料理と共に相性が良いので、ぜひ食べ合わせてみてください!
さぁ、あなたも「DES AMIS(友達)」と一緒に日常をもっと楽しんでみませんか?
【商品概要】
<BIERE DES AMIS ノンアルコール ビア・デザミー0.0>
原産国:ベルギー
原材料:大麦麦芽、ホップ、糖類、オレンジピール/炭酸、香料、酸化防止剤(アスコルビン酸)
アルコール度数:0.0%(ノンアルコール)
容量:330ml
<BIERE DES AMIS ビア・デザミー>
原産国:ベルギー
原材料:大麦麦芽、ホップ、糖類、オレンジピール
アルコール度数:5%以上6%未満
容量:330ml
▲オンラインストア「Mellow store」などで購入可能
▲株式会社湘南貿易 会社HP
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