きっかけ
アメリカのクラフトビールばっかり飲んでる訳ですが、初めから
そればっかり飲んでる訳じゃなかった。自分で飲食店を開くまでは
バーボンと普通のラガータイプのビールの毎日だった。
なので酒飲みの歴史は長いが、オランダの高校生活で高一から毎週末
ハイネケンを飲み出してから17年間はラガー、ピルスタイプのビール
を飲んで来た事になる。
お店を開いた時もなんの疑問も抱かずにエビスの生樽を売ってた。
バーボン専門店だったのであんまりビールに力入れてなかったからね。
そんな時期もあり、アメリカにバーボン買い出しに行くようになり、
向こうのバーで呑む機会も増えて来た時出会ってしまったのがあのビール。
ニューヨークのリカーショップに珍しいバーボンを買いに行った夜、
有名なバーに立ち寄った。d.b.aと言うバーはかなり前からウイスキーの品揃え
で有名で、同時にアメリカンクラフトビールの品揃えも良かった。
もちろん当時の自分はまったくクラフトビールを知らなくて、バーボンばかり
飲んでたので、はっきり言って『ビールをなめていた』状態だったと思う。
メニューボードに『Hair of the Dog』と書かれてあるビールに犬好きとしては
頼まないではいられない状況だった。
大きいグラスでそのビールを頼むと、女性バーテンダーが、
『本当に飲めるの?』
俺『飲めるよ、ビールでしょ。』
向こうの男性2人もこっち見てニヤニヤ。
俺『??』
いや〜10度以上のビールはバーボン飲み馴れてるその時の自分にも
強烈な感覚だった。ハンマーで後頭部ぶっ叩かれた感じの味わいもまた
強烈に新鮮だった。一発ではまった瞬間だったね。
その数ヶ月後にHair Of The Dogを訪れる、
続く
当時の写真、まだデジタルカメラが出始めた頃の唯一残ってた写真
New York, d.b.a
アメリカビールの情報は
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