海外のドラマや映画からの考察(ビールにグラスは必要か)
スカパーを契約している事で多くの海外ドラマを観たり時にはDVDを借りて観ます(以下ドラマ等と記載します)。
さて、数多くのドラマ等を見ていると個人宅やバーを含めビールは瓶から直接飲んでいるシーンが多く見られます。瓶ビールをグラスに注いでいる又は、缶ビールをグラスに注いでいるシーンを観るのは極めてまれでした。(但し、スポーツの観戦シーンは缶ビールや紙及びプラスチック製のコップにビールを入れて飲むシーンがありますが、これは、一般的に競技場の安全性のルールなので除きます)
この様な事から、直接瓶から飲む理由を検証して行きたいと思います。
目次
検証1ドラマのビールは栓抜きを使用していないケースが多い。そしてお通しが無い。
ドラマ等を観ていると瓶ビールを直接渡し客が自分でキャップを回して栓を開けて呑むケースが多い。栓を店の人が開けて一緒にグラスをわたすことは無い。
私、自身も初めて知ったのですが、キャップに「TWIST OFF」と記載しているのは、手で簡単に開けることが出来ます。
また、日本ではお酒を飲むと必ずと言っていいほどお通しが付いて別料金が発生します。決まった座席等でゆっくりお酒を飲むためだと思います。しかし、ドラマ等では、お通しが無く、チップを置いて好きな場所を自由にいたり来たりして飲んでいます。そのため、グラスが不要で瓶ビールがあれば良いのかもしれません。
検証2瓶ビールが飲み切りサイズ
日本でクラフトビールが出回る前はほとんどが、500㎖か633㎖で瓶を持って飲み歩くには大きめであり、ドラマ等のビールは330㎖で缶ビールの350㎖とほぼ同じサイズなので手頃のサイズではないかと思います。そういえば、日本も、コカ・コーラの瓶があり、190㎖とその他のジュースが200㎖で自動販売機に栓抜きがついて飲んだら空き瓶を近くのケースに戻す仕組みがありました。
その後、ホームサイズの500㎖瓶が販売され、自宅でコップに注いで飲む形になり、やがて缶入りになりその後、ペットボトルで家でも外でも飲める形になったのを覚えています。従って、日本でも最初からビールが飲みきりサイズなら、グラス不要で直接瓶から飲む習慣が出来たかもしれません。
検証3グラスを洗う手間
グラスを使うことで、飲んだ後のグラスを洗わなければならない事。又、水質があまりよくないため、きちんと洗浄されなければ雑味がついてしまう可能性があります。大抵、ドラマではレストランやパーティーではワインをのんでいます。ビールは、バーや家庭での様な感じがあります。
レストランやパティーでは料理人が手間暇かけて洗浄しますが、バーや家ではそこまではしていない感じがします。雑味が混じらないように直接瓶で飲んでいるかも知れません。これはビールに限らず、ドラマ等ではアイスクリームも直接冷凍庫から出して直接スプーンで食べたり、スナック菓子も袋から直接食べているシーンが観られます。
検証4瓶から直接飲むことで香りを感じる事が出来るのか。
ビールをグラスに注いで飲む楽しみの1つに香りを楽しむ事です。瓶から直接飲むことで香りがどうなるのでしょうか。
日本でも、お茶のペットボトルがあります。夏は冷やして冬はホットで直接飲むことができます。もちろんグラスや茶わんに注ぐとお茶の香りがします。ペットボトルから直接飲むと香りはしますがグラスより半減しますがお茶との味は十分に認識出来ると思います。ドラマ等で観られるビールも香りの強いホップを使用していればグラスに注がなくても十分に香りもにんしきできるのではと推測されます。
まとめ
ドラマ等でのビールのシーンで感じるのは、ビールが日本で言うお水やお茶みたいなもので、気軽に飲んでいるように見えます。ビールを飲んだ後に車の運転シーンもみられます。(おそらく、低アルコールもしくはその地域の法律(お酒に関する)に抵触しない範囲だと思いますが、日本ではあり得ません。)水やお茶替わりだとしたら、ペットボトルの様な感覚でビールを飲むの頷けると思います。
個人的にはビールはグラスに注いでゆっくり飲むのが良いと思っています。
◆ビール購入店:ベルギービールJapan
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