新型コロナウイルスの影響を受けた2020年に、山梨県の魅力を発信するために立ち上がったFar Yeast Brewing（以下、FYB）の「山梨応援プロジェクト」。その第1弾として発売をしたのが「Far Yeast Peach Haze（以下、Peach Haze）」です。人気の桃を使用したビールということもあったのか予約の段階で完売。それを受けて2021年は前年の2倍量を仕込むも、予約で完売したFYBの大人気ビールです。

この大人気ビール「Peach Haze」が2022年も発売されることになりました。

「Peach Haze」ってどんなビール？

「Peach Haze」は、⼭梨県⼭梨市の桃農家「ピーチ専科ヤマシタ」の桃を使用したヘイジー（濁りのある）スタイルのフルーツペールエール。

使用する桃は、外観に難があるなどの理由で⼀般市場では販売できない規格外の桃を活⽤しています。「ピーチ専科ヤマシタ」では6次産業化にも⼒を⼊れていて、規格外の桃をジュースやジェラートに加⼯して販売もしています。今回、使用する桃は、2021年に収穫され冷凍保存されていた加⼯⽤の桃1000kgを使⽤して、6000Lの「Peach Haze」を仕込みます。

「Peach Haze」に使用される桃。【画像提供/Far Yeast Brewing】

2022年のビールの特長は、現時点で公開されていません。参考までにFYBのウェブページにある2021年の「Peach Haze」を参考にすると「しっかり冷やして飲むと桃サイダーのような弾ける爽やかさが際立ちます。温度が上がるにつれて香りがひらき、甘いアロマが広がります。温度の変化により、1本で様々な味わいが楽しめます」とあります。

【画像提供/Far Yeast Brewing】

これだけでも興味が湧いて飲んでみたくなる商品ですね。

毎年春夏の定番商品を目指す

過去2年、予約で完売してしまった「Peach Haze」。その人気から、今後は春夏の季節定番商品と位置づけて、毎年醸造して定着化を目指していきます。

気になる2022年の発売日ですが、6月一般発売を予定しています。毎年楽しみにされている方、「今年こそは飲みたい！」という方。FYBのウェブページなどをチェックしてください。

また、6月中旬頃より「ピーチ専科ヤマシタ」が敷地内で運営する「桃農家カフェ ラ・ぺスカ」でも「Peach Haze」が提供される予定です。

「ピーチ専科ヤマシタ」の山下一公さん【画像提供/Far Yeast Brewing】

さらにFYBでは、8⽉にも獲れたての桃を使った商品を新たに販売する予定です。飲み手のニーズに応えられるよう⽣産体制を強化して、多くの桃ビールファンに届けられるよう準備を進めていくということです。

Far Yeast Peach Haze 商品概要

品⽬：発泡酒（⻨芽使⽤率25%以上50%未満）

原材料：桃(⼭梨県⼭梨市産)、⼤⻨⻨芽、オーツ⻨、⼩⻨⻨芽、ホップ、糖類

ビアスタイル：Fruited Hazy Pale Ale

IBU：20

アルコール度数：5.5％

販売開始⽇：2022年5⽉下旬予定

参考⼩売価格：646円（税込）

仕様：350ml⽸、15L樽

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