【JBJAChannel】輝け!第7回世界に伝えたい日本のビアカルチャー③ブルワリー・インポーター部門優秀賞受賞式
ビールに愛された皆さまへ!
今日公開のJBJAChannelは、輝け!第7回世界に伝えたい日本のビアカルチャーの表彰式の回の第3弾です。
ブルワリー・インポーター部門優秀賞 上方ビール
今回の受賞となったのは、男湯でビール造り!? 「ゆるりと大阪・ひとりビール」(1)~淡路~
《2021/6/10 あだちめぐみBJ投稿》の記事となるのですが、
銭湯の男湯でビールを造り、女湯で飲めるとは?
この設定にはかなりビアジャーナリスト協会(の一部のメンバー)がざわつきましたね。
とても愉快なことではありませんか!
銭湯という空間に突如として立ち並ぶ醸造タンク。本来であればお湯と湯気と、そして裸の入浴客がいるという風景になるべきところが、金属のインダストリアルな機器・設備が並ぶと、異世界感すら感じられますね。
実は、男湯の方が醸造設備を入れるのに相応しい理由があるそうなのです。詳しい内容についてはインタビューでお伺いしているので、続きは動画でご確認くださいね!
そして、女湯では、男湯で醸造されたビールを飲むことが出来るタップルームとして利用されています。
これは素敵すぎます!そして、堂々と銭湯の浴室内で写真撮影まで出来るなんて!
(実際にお湯につかることはできません)
今は内風呂が普通の世の中ですから、銭湯が日常的という方々の方が少数派になっているかもしれません。内風呂がメインのマジョリティーにとっては、銭湯は進化してスーパー銭湯というレジャー施設を生み出し、非日常を楽しむ空間という位置づけですらあるのです。
ですが、私も幼少期の昭和の頃ですが、夏の家族旅行などで函館の母の実家に行った時は、よく銭湯に連れて行ってもらいました。
そんな懐かしい思い出的な「昭和レトロ」の扱いで銭湯をもてはやす潮流がある一方で、まだまだ生活の中で銭湯での入浴を日常的に必要としている方々もいるのが現実です。そして、それは江戸時代から脈々と続く私達の日本の文化であるといえるでしょう。まるで生きた化石シーラカンスの生活風俗版ですね!
この上方ビールさんも、同じ商店街で営業中の銭湯の経営者の方から「銭湯同士のつながり」ということで、ご近所づきあいを親しくされているそうです。商店街で色々な商売の方に受け入れられたという、とても良い機会だったそうで、大阪の下町人情を感じますね。
実はJBJA代表藤原ヒロユキのイラストの大ファンという、上方ビール代表でありブルワーの志方昂司さん。今後、コロナ禍を取り巻く情勢を鑑みながら、とっておきのイベントを用意しているそうです。そのイベントに、藤原代表のイラストをすでに受注しているとか!楽しみですね。
上方ビールさんは、文字通り、これから上方のビール界を多いに盛り上げ、そして新興勢力として牽引もしていく大きなパワーがあると感じました。是非、関西方面に行ったときは、銭湯で造るビールとタップルームを楽しみに行きたいと思います。
授賞式とインタビューの様子は、Youtubeにて是非ご覧ください!
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。