[ブルワー,新商品情報]2022.6.17

横浜ビールの新シリーズ「缶生ビール」は工場から直送、いつでも生!

横浜ビールより新シリーズ「缶生ビール」が発表されました。無濾過非加熱で工場から直送。

サーバーが無くても生を楽しめる缶ビールの第一弾は限定生産の

「缶生 DEEP LOCAL-sessionIPA-」

画像提供 横浜ビール

缶のイメージを突破したい

23年目を迎えるローカルビアカンパニー、横浜ビール。

インターナショナルビアカップ等で数々の受賞歴を持ち、横浜に根差してビールを造り続けています。缶ビールは三年前から「YOKOHAMA LAGER」「YOKOHAMA WHEAT」「YOKOHAMA HAMAKURO」を発売しており、これらは、地元の方により身近に楽しんで頂けるよう、コンビニや量販店を中心に展開されています。

今回の新シリーズ「缶生ビール」は、従来の缶ビール・生ビールのイメージに捉われず、ビールを楽しむ新しいシーンを育んでいきたいという想いから生まれました。

画像提供 横浜ビール

「飲食店で缶を飲むのは、瓶に比べてちょっとカジュアルな感じがする、瓶のほうが美味しそうといったイメージを突破したいという思いから、ラベルのロゴにも表記されている「ブレイクスルー」というキーワードをキャッチコピーにしました。また、飲食店舗の新たな楽しみ方として、町中華屋などで瓶ビールと小さなグラスでシェアして楽しむように、クラフトビールも小さなグラスでシェアする楽しみがあっても良いのでは?と思い、提案します」(横浜ビール広報 横内勇人さん)

横内勇人さん

醸造士が工場で飲むビールの味わいを直送

カンニングマシンを導入、無濾過非加熱のビールを缶に詰めて工場から直送します。

サーバーを置いていない等、ドラフト(樽生)ビール提供が難しいお店でも、醸造所で飲むような出来立ての味わいを楽しめます。

樽ほど大きくない、瓶ほど重たくない「生」が、「缶生ビール」です。

「缶は、瓶に比べて遮光性が高く場所も取りません。樽生ビールだけでなく、工場の樽そのものが缶になったような缶生を、広げていきたい」(横浜ビール営業部部長 田尻和彦さん)

田尻和彦さん

第一弾のコンセプトはお店で飲みたい缶生ビール

発売にあたり、アンケートによってビアスタイルが決定しました。

飲食店・ビアバーのアンケート結果から四種類に絞り、SNS上で一般投票を行いました。

飲食店・ビアバーのアンケート(一部)

・季節向けの最高なやつを!

・開ける時にプシュっとするのが缶の醍醐味なので、炭酸強めだと嬉しい

・クラシックな感じが街のイメージとも相まって良いと思う

・町中華のグラスでシェア出来るようなビールがクラフトビールで出来たら面白いかも

 

「町中華のグラスでシェア出来るようなビールがクラフトビールで出来たら面白いかも」はまさに「缶生ビール」ですね。

アンケート一位のセッションIPAに決定!

提供 横浜ビール

ホップはネルソンソーヴィンを使用。

「ホップの香りを最大限に活かすドライホッピングを「ネルソンソーヴィン」のみで香りつけします。これは「横浜ビール」初の試みです。白ワインのような香りと例えられる、ネルソンソーヴィンというホップは上品で芯があり、唯一無二の魅力があります」(横浜ビール ヘッドブルワー 深田優さん)

深田優さん(画像提供 横浜ビール)

品名 DEEP LOCAL-sessionIPA-の「DEEP LOCAL」とは。

「横浜は観光客も多いけれど、地元に関わっている人、想い出を持っている人もたくさんいて、一番大きなローカル都市だと思っています。そんな人達や、ディープと言われる野毛のお店でも飲んで楽しんで欲しい」(前出 横内勇人さん)

工場直送感いっぱいのラベルデザイン

ラベルのデザインは木村薫さんが担当。これまでも「めぐりあい」「野毛ビール」等、横浜ビールのラベルを手掛けてきた、横浜在住のデザイナーです。

工場直送感を演出しているのが、工場でタイプされて出てきた伝票のような仕上がりの成分表示のラベルです。それを銀の紙で、これまでのように裏面ではなくオモテにする事で、缶の野性的な武骨さと存在感を出し、缶を飲食店で提供する事をポジティブに捉える印象を与えています。
また、深田優さんの金字のサインが、缶の向こうに醸造家の姿を思い起こさせます。

「缶生という新ジャンルを築き、かつ将来のロングセラーを思わせるため、シンプルで洗練されたデザインを狙いました」(デザイナー 木村薫さん)

左・中央 (画像提供 横浜ビール) 右・木村薫さん

「缶生スタイル」で注ぎ合って飲もう!

気軽にどこでも生ビールを楽しんでいただきたい。ビールを楽しむきっかけを広げたい。

缶生のあるライフスタイルが「缶生スタイル」。缶生ビールは、みんなで囲むテーブルにもぴったりです。

横浜ビール本店1F「YOKOHAMA BEER STAND」で、缶生ビールをお互いのビアタンに注いでカンパーイ!神奈川の食材をふんだんに使った同店の美味しいフードを囲んで、缶生ビールを注ぎ合って。

これから今年後半にかけて、このシリーズはビアスタイルを変えながら第二弾、第三弾、第四弾と続くようです。さあ、缶生シリーズ、目が離せませんね!

「缶生 DEEP LOCAL-sessionIPA-」

限定1500本、なくなり次第販売終了

原材料:麦芽、ホップ
ビアスタイル:セッションIPA
ABV:4.5%
IBU:22
容量:350ml
希望小売価格:618円(税別)

通販サイト(抽選販売) https://www.yokohamabeer.shop/items/63170977

お取り扱い店舗〜工場直送〜

バナバサ ビール+ギャラリー、目白田中屋、未来酒店YOKOHAMA、2416MARKET、京成小岩クラフト酒店、KISSYO SELECT 西武東戸塚店、内田日和、KING PELICAN、CRAFT KITCHEN Mid.Ru、LANABeer、JINGLE、TSUBAKI食堂、VOYAGE、アポロカンパニー、 ALLWell、ブラントンズSelected Craft Beers、Craftbeer Sloth House、B&W
そごう横浜店、横浜高島屋、東急たまプラーザ 、日吉東急アベニュー本館1F東急フードショー和洋酒売場、京急百貨店上大岡、セブン-イレブン 横浜ハンマーヘッド店、セブン-イレブン宮川町店

*お取り扱い店舗の一部になります。
*6月20日より出荷スタート、各販売店に到着次第、順次発売。取扱店舗の販売開始時期に関しては発売日の通りではありませんのでご注意下さい。
*限定1500本の販売となります。

本店情報
6月20日(木)16:00〜「横浜ビール」直営店1階「YOKOHAMA BEER STAND」缶生ビール販売*ドラフトビールでのご提供はありません。

横浜ビールHP  http://www.yokohamabeer.com/
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https://www.instagram.com/yokohamabeer/
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sessionIPAYOKOHAMA BEER STANDクラフトビール横浜ビール限定生産

※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

(一社)日本ビアジャーナリスト協会 発信メディア一覧

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この記事を書いたひと

順いづみ

ビアジャーナリスト

ミュージシャン(ピアニスト)。ヤマハ音楽教室講師を経てフリーに。指導・ライブ歴40年。タレント、歌手のショー出演多数。ライブハウスで飲むうちにビールに取り憑かれ深みにはまる。横浜・馬車道「ブルーライトバー」レギュラーピアニスト。

一方で小説講座やシナリオ講座で勉強中。一昨年「事実に基づく小論文・エッセー(北野生涯教育振興会主催)」でエッセー「魔法使いの弟子」が二位入賞、作品集「すぐそばにある『世界』」の中に収められ、出版。
2021年2月には小説「OnCue!」を電子書籍(Amazon)にて出版。
歌手・俳優の佐野光洋のコンサートでは毎回演奏&アレンジで参加、朗読作品も提供している。
昨年は小説の同人誌「ササレ!」を発行。
ビール関係では昨年モノマガジン7-16号に記事を書いている。五郎丸歩氏、畠山健介氏へ、ラグビーとビールの関係についてのインタビュー記事などを担当。

その他、演奏スケジュールなどはインスタグラム(毎日発信)、ライブ情報、Twitter、YouTube等々、上のお家マークのリットリンクからご覧ください。

ジュンウエノエンタティメント所属。時々通販番組出演。
熊本県出身東京都在住。ミステリ、都市伝説、ジャズ、ビートルマニア。

CD 「and You」 2012年
「3粒のぶどう家族」(朗読CD付き絵本、CD音楽担当)発行 ブイツーソリューション 2017年・「あの青い糸」(二部合唱曲・作曲) 2020年

日本の世界の、まだ見ぬたくさんのビールとの出会いを楽しみに生きてます。
施設でのボランティアコンサートも定期的に開催。2024年11月は新宿区のデイサービス施設に伺います。

ストップ!20歳未満者の飲酒・飲酒運転。お酒は楽しく適量で。
妊娠中・授乳期の飲酒はやめましょう。