イメージを形にする醸造家はアーティストと知るべし!オリゼーブルーイング後編【JBJAChannel】
ビールに愛された皆さまへ!
今日公開のJBJAChannelは、オリゼーブルーイングの飲み比べの後編です。
前編はこちらから
麹で醸すビールを頂いてみました!オリゼーブルーイング(前編)【JBJAChannel】 | 日本ビアジャーナリスト協会
今回飲んだビールはこちらです。ビールとは言わず、発泡酒の扱いですが、一つは話題の健康飲料でもある、コンブチャです。
HEAD KOMBCHA
「紅茶キノコ」ってご存知でしょうか。コンブチャって、「昆布茶」ではなく、海外で話題になった、紅茶で作る発酵飲料のことなんです。これもまた、麹を使った意欲作なのです。
オリゼーブルーイングのコンブチャは、とても爽やかな甘さと程よい酸味で、まるでリンゴ酢ドリンクのような清々しい飲み物です。アルコール度数が5%なのですが、飲むと「とても身体に良いことをしているような気がする」(個人の感想です)という気持ちになります。
少し暑い日に、爽やかな風の吹く涼しい木陰に入って、「キュウリなんかがいっぱい入ったサンドイッチ」をパクつきながら、このHARD KOMBCHAをゴクゴク。そんなピクニックがしたい!という妄想すらしてしまいます。
セカツタ最優秀賞!BLACK HEAD IPA
焼酎を作る黒麹を使用したIPA。そして、裏のラベルには「南国フルーツ搾りたてのジュースをイメージして作りました」とあります。
イメージした味わいを出すために、きっと試行錯誤もあったことでしょう。そして行き着いた先が、この驚きの味わいなのです。ほろ苦くホロ酸っぱく、麦芽使用率0%という制限で造られるIPAという、まさに挑戦そのもの。
このビールについての物語は、是非こちらの記事をご参照ください。
もしも鎖国下で泡盛職人がビールを造ったら…黒麹で南国果実の酸味を表現したBLACK HEAD IPA | 日本ビアジャーナリスト協会 (jbja.jp)
イメージしたものを形にしていくブルワーさんはアーティスト
トリッキーなものを作りたいと思ったのではなくて、彼のおいしいビールをこの方法で作るという決意がとても真っ直ぐなものだった。
そして、その思いを受け止める、飲み手である我々の「心の在り様」が問われる、そんな味わいなのだと私達は結論付けています。
オリゼーブルーイングの木下伸之さんの、素敵で興味を引くビール造りについては、是非公式サイトを訪れて確かめてみてください。ご紹介したビールはオンラインショップで購入できるので、ビールの好きな方には、是非一度、飲んで頂きたいですね。
公式サイトはこちらORYZAE BREWING – 世界初、麹ビールを醸すブルワリー
オンラインショップORYZAE BREWING/ferment works
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。