True Italian Beer Weekでイタリアビールに恋しよう
ただいま7/17(日)まで在日イタリア商工会議所の認定店においてTrue Italian Beer Week 2022が開催中。正真正銘のイタリアンとイタリアビールの美味しさを体験できるイベントです。
目次
ちゃんとイタリア食べてますか?
True Italian Tasteプロジェクト
True Italian Beer Week 2022は、イタリア外務省から出資を受けた在外イタリア商工会議所連盟が、正真正銘のイタリア食材の価値を高め保護することを目的として展開しているプロジェクト「True Italian Taste」の公式イベントです。
公式ウェブサイト→ True Italian Taste 日本公式ウェブサイト(iccj.or.jp)
本物のイタリア製品を
7月8日にOBICÀ MOZZARELLA BAR(オービカ モッツァレラバー)六本木ヒルズ店で行われたプレスイベントでは、在日イタリア商工会議所・中島峻介さんより、一見イタリア風に見せかけた「イタリアン・サウンディング」と呼ばれる製品を消費者が解らずに購入することで、本来のイタリア製品の市場シェアを奪い、本国企業に計り知れない損害を与えている事や、真のイタリア製品の価値を世界中の消費者に、より理解してもらうべく始まった「True Italian Taste」プロジェクトについてもお話がありました。
筆者も最近、下記のような記述を目にしました。
『よくラベルや裏ラベルを注意して見なければ、オーストラリア産の「パルメザンチーズ」や、ブラジル産、ペルー産のパネトーネ(菓子パン)を買わされてしまうのは、よくあることなのだ。商品名やメーカー名だけはイタリア語でそれらしくつけられているから、なおさら厄介だ。』———参考文献 ファブリツィオ・グラッセッリ著 「ねじ曲げられたイタリア料理」光文社新書——–
本物のイタリア製品を見分けるには:
・パッケージの裏側の食品表示ラベルに「原産国:イタリア」とあるか
・原産地名称保護制度、地理的保護制度、伝統的特産品保護制度による認定マークがついているか
などを判断基準にすると良いでしょう。
今回のTrue Italian Beer Week 2022は、全国にある在日イタリア商工会議所が認定するAQI(Adesivo di Qualità Italiana)で開催されています。
イタリアビールをとことん楽しもう!
イタリアンレストランでお酒、となればワインをオーダーする方がほとんどではないでしょうか。しかし、2020年のデータではイタリア人はビールを年間一人当たり約37ℓ消費するのだとか。一人当たり34.9ℓの日本人より多いのです。紀元前7~6世紀から飲まれていたとの記録もあります。
イベント参加店では、黄色いランチョンマットに、イタリアビールにまつわるクイズが掲載されています。
・昔ビールの醸造はどこで行われていた?
・イタリアで一番人気のあるビールは?
フードを待つ間に、じっくりランチョンマットを眺めてみてください。
代表的なイタリアンビール
【ペローニ ナストロアッズーロ】
ABV:4.5%以上5.5%未満
スタイル:ラガー
柑橘類のスパイシーな香り、さっぱりとした飲み心地、ナポリのピッツァ協会が推奨しているビール。
OBICÀのピッツァは、イタリア産の小麦粉・低温48時間発酵・二段階熟成の3つのこだわり製法で、さくさく軽い食感です。ペローニとの相性はぴったり。
【モレッティ】
ABV:4.6%
スタイル:ピルスナー
シェアNo.1。イタリアでも古い歴史を持つビールメーカーの一つ。揚げものや、もちろんピッツァとも相性抜群です。
OBICÀのピッツァ「セッテ フォルマッジ」(モッツァレラ、ゴルゴンゾーラ、など贅沢にあしらったピッツァ)と。
【メッシーナ】
ABV:5%
スタイル:ラガー
ほのかに苦みもあるがさわやかで、どんな料理とも一緒に楽しめる。
老舗ビールメーカーのビール。
【アントニアーナ】
ABV:5.2%
スタイル:ラガー
2012年に創業した新しいクラフトビールメーカーのビール。
他のビールに比べて色も濃く、華やかな香り。
ワイン好きの方もお気に召すのではないでしょうか。
ナポリ湾を思わせるデザインもおしゃれですね。
OBICÀの「三種モッツァレラ盛り合わせ」と一緒に。アントニアーナのまろやかな飲み口がよく合います。
イタリア・カンパーニュ地方から空輸した、水牛ミルクを100%使用したフレッシュモッツァレラチーズ。モッツァレラバーだからこそのメニューです。
ビアガーデンや賞品ゲットのお楽しみも!
14日(木)19時~21時は、日比谷Okurojiにてイタリアビアガーデン開催。
本格イタリア料理もワンコインから楽しめます。
イベント会期中、インスタ投稿やライン友達追加でTシャツなどのプレゼントが当たるキャンペーンも開催。
新潟・東京・神奈川・静岡・京都・大阪・京都・広島・岡山・鹿児島にある参加店舗の黄色いランチョンマットに詳細が載っていますよ。
お近くの方、ぜひ本場のイタリア料理とイタリアビールで、美味しいイタリア食文化に触れてみてください。
また一店、ご自身の行きつけのお店が増えそうですね!
「ボトルのデザインも楽しみながら、日本の皆さんにもイタリアのビールをたくさん楽しんでいただきたいです」
(在日イタリア商工会議所 事務局長秘書官 メディアマネージャー 富井貴子さん)
Questa birra è buona! クェスタ ビーラ エ ブォーナ! (このビールうまいね!)
イタリアに恋しそう!
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。