ぶらり散歩みち・馬車道タップルームへ行ってきた【JBJAChannel】
ビールに愛された皆さまへ!
今日公開のJBJAChannelは、先週ご紹介した横浜ビールの「1962レッドエール」の取材のときに
ベアードブルーイングの馬車道タップルームがすぐそばにある!
ということで、大好きなベアードさんのビールを飲みに行くことにしました。
テレビでよく見るような、ぶらりと歩いていきその場で「撮影してもいいですか」と尋ねるスタイルで、お邪魔させていただきました。
本当にすぐ近く!
横浜ビールの醸造所と併設レストラン「驛(うまや)の食卓」は、横浜市中区住吉町6丁目にあります。そして、ベアードビール直営店「馬車道タップルーム」は5丁目。すぐ隣のブロックにあるのです。周りのビルを眺めて雑談を繰り広げていると、あっという間に目的地に到着。ものの2分もかかりませんでした。
直営店ならではの充実のラインナップ
撮影許可を頂き、2階の客席へ上がりました。テーブル席でゆったりとビールを選ぶことができます。見てください、このメニューを。
定番メニューも、限定醸造も楽しめます。次のスケジュール(先週公開のお誕生パーティーの回が17時からでした)が押していたので、厳選した1杯をオーダー。私はいつもどこかで出会うと頼んでいる「セゾンさゆり」を。川端ジェーンさんは「日本麹サワー」をオーダー。
ベアードビールも麹にチャレンジしていた!
「最近、柑橘系のフレッシュな香りを出している日本酒ってあるじゃない?そういう味わいを感じる!」と新鮮な驚きで感嘆する日本麹サワー。麹を使ったビールについては、私達JBJAChannelでもテイスティングなどで取り上げていますが、ベアードブルーイングでも「日本らしい」という着眼点で取り上げていたんですね。
以下、ベアードブルーイングの公式サイト「日本麹サワーバッチ♯4」より。
ブライアンの醸造ノート
日本麹は、多くの伝統的な日本の発酵食品や飲料に使われている菌のひとつ。日本麹は2種類あり(黄麹、白麹)、日本酒では黄麹、焼酎では白麹が主に使用される。麹の役割は、穀類の中のデンプンを分解し、酵母によって発酵可能な糖類へ変化させることだ。白麹はその変化の過程で、豊富な量のクエン酸を産出するため、それにより比重が抑えられ、繊細な柑橘系のフレーバーを生み出す。
私達がこの白麹をビールの醸造過程で使用する理由は、この繊細かつ生き生きとした柑橘系の個性を引き出すためだ。白麹をマッシュ時に直接投入し酸性化させるための魔法をかける。伝統的なサワービールでは乳酸菌を使用するため、酸味の強いシャープな口当たりになるが、ベアードでは、白麹を使用し酸味を産出させ、この日本麹サワーに、程よくソフトな甘酸っぱさと、爽快な柑橘系の個性を与えている。
これは4バッチ目の日本麹サワーで、今回は地元産のみかんの果汁と上皮(ゼスト)を、二回に渡り加えた。一回目は麦汁の煮沸後の温度の高い段階で、二回目は主発酵後、貯酒タンクで冷温熟成している段階だ。二度に渡りみかんを投入した事により、さらにフルーティで柑橘系の酸味をまとった爽やかなビールに仕上がった。
どうですか?飲んでみたくなりますよね!
ちなみに「セゾンさゆり」については、このように語られています。
ブライアンの醸造ノート
ビールを造るということは、ビールに対する愛情を表現する方法の一つ。ビール愛の深さは、ブルワーによって違い、それが味にも表れる気がする。レシピを造る時に、ブルワーのビールへの愛に加え、誰か愛する人や愛するものに対する想いが重なると、その愛情が味にしっかりと表れる。でもそんなビールはめったにない。だけど、ここにいい例がある。これは、愛情を込めて造られたベルギースタイルのセゾンで、私の人生の中で最も愛する人、妻であり、ビジネスパートナーでもあるさゆりを想い、捧げたビールだ。2019年版は、地元で育った 3 種類の新鮮な果実を加えた。
ブライアンさんのさゆりさんへの想いが、ビールの味わいにしっかりと刻まれ醸され、表されています。愛する人に捧げるビールなんて、本当に素敵です。ブルワーは皆、表現者で、アーティストなんです!
ベアードタップルーム 馬車道
神奈川県横浜市中区住吉町5-63-1
月曜~金曜 17:00~24:00 土曜・日曜・祝日 12:00~24:00
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※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。