Far Yeast Brewingより「Far Yeast DOBUROKU Wheat Ale」自主回収のお知らせ
2022年3月24日に紹介しました「Far Yeast DOBUROKU Wheat Ale(以下、DOBUROKU Wheat Ale)」。Far Yeast Brewingより自主回収をするお知らせが入りました。以下、内容と対応をまとめました。
自主回収の内容
⼀部の⽸に炭酸ガス圧異常(Far Yeast Brewingの基準より⾼いガス圧)の兆候がみられたため、下記の影響を懸念して対象商品を⾃主回収します。
懸念される主な影響
・⽸の上部・下部での変形・膨張
・開栓時に吹きこぼれる可能性
・グラスに注いだ際の過剰な泡⽴ち
原因
「DOBUROKU Wheat Ale」の製造⼯程において、糖分添加が過⼤であったためと考えられる(今後の更なる原因究明を実施)。なお、⾹味の異常は確認されていません。
なお、他商品に影響はないと言うことです。
商品に関するFAQ
Q.既に飲んでしまったが、(健康⾯は)⼤丈夫か︖
A.今回の事象は炭酸ガス圧の異常のみと考えており、⾹味や成分の劣化は確認されておりません。飲んでいただいたとしても問題はございません。
Q.原因について詳しく説明してほしい。
A.⽸内⼆次発酵に際して添加する糖分の量が過⼤だったためと考えております。さらなる原因究明と再発防⽌策の⽴案を社内で進めております。
Q.再発防⽌策について詳しく説明してほしい。
A.製造⼯程及びQC(品質管理)のチェックポイントの⾒直しを進めております。具体的な再発防⽌策については、現在社内で検討しております。
Q.Far Yeast Brewingの他のビールは⼤丈夫なのか?
A.直近に製造したすべての 製品の製造⼯程と検査記録を⾒直しましたが、「DOBUROKU Wheat Ale」以外では問題は⾒つかりませんでした。開栓が困難になるほどの炭酸ガス圧の異常は「DOBUROKU Wheat Ale」のみで発⽣し、他のビールでは⾒られていないと考えます。
Q.なぜ発売から4ヶ⽉以上経った今になって回収なのか︖
A.製品完成時より、徐々に炭酸ガス圧が上昇をしている傾向が認められるためです。発売当初は開栓が困難になるほどの異常は認められませんでした。
Q.爆発の危険はないのか︖
A.⾼所からの落下など強い衝撃が加わると⽸が破裂する恐れがありますが、通常のお取り扱いにおいては破裂する恐れはないと考えています。「DOBUROKU Wheat Ale」の社内サンプルを検証した結果、炭酸ガスボリュームは4.2程度でした。ビールとしては⾮常に⾼いですが、⼀般的な強炭酸飲料やシャンパンが5.0を超えるガスボリュームであることを考えると「爆発」という危険な現象に繋がるような⽔準ではないと考えます。
対象商品
商品名:Far Yeast DOBUROKU Wheat Ale 350ml⽸
発売時期:2022年3⽉26⽇(⼟)
JANコード:4560450662525
発売地域:全国
対象商品数量:約6,000本
商品回収について
該当する未開栓商品がありましたら、下記の回収受付登録フォームに⼊⼒をお願いします。後⽇、Far Yeast Brewing指定の宅配会社が対象商品を回収に伺います(送料はFar Yeast Brewingの負担となります)。Far Yeast Brewingにて商品を受け取り後、指定の⼝座に返⾦となります(商品回収後、返⾦対応は2週間〜3週間後を予定)。
なお、商品回収までは冷蔵にて保管の上、開栓をお控えください。
回収受付登録フォーム
英語での対応が必要な場合は、下記より御⼊⼒ください。
「Far Yeast DOBUROKU Wheat Ale」Collection Form
本件に関するお問い合わせ
E-mail:faryeast@faryeast.com
件名にDOBUROKU Wheat Ale回収の件と入力ください。
樽商品に関しても気になる点がある場合、Far Yeast Brewing担当者または上記メールアドレスまでご連絡ください。
以上、お知らせと対応についてでした。
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。