きっかけ#2
ニューヨークのd.b.aで自分なりに衝撃的な出逢いとなった、
Hair of the DogのDoggie Clawsを飲んでしまい、元々の性格なのか
作り手に逢いたくなった。それまでもバーボンにハマり詳しく知りたいと
思ってケンタッキーの生産者に会いに行く旅をしていたので躊躇なく
飛行機に乗った。
Hair of the Dogの事をなるべくネットで調べて、なんとなくメールで『行きます』
と送って、初のポートランド、オレゴン。
とにかく道もろくに分からず着いた先が下の写真の醸造所。
Hair of the Dogは1993年にアラン・スプリンツが起こした会社。
いろんなビールを作る訳ではなく、味のしっかりした度数の高い系のエール
を作り出すのに定評がある会社。樽熟成、バーレーワイン、ストロングエール
が得意。とにかく小さい醸造所なんです。そこで1人でお手製に近い
中古の道具達で素晴らしい味わいのビールを作り出すアラン。
当時ビールの事はほとんど知らなかった俺に親切丁寧に説明してくれた。
元々料理人だったアランが作り出すビールはOne of a Kindと言って良い物
ばかり。文章で読んでも絶対に解らないので見かけたら是非飲んでみて欲しい。
個人的に好きなのは、Fred、バーレーワイン系、それの樽熟成版From The Wood
が特におすすめ。バーレーワインの一つの答えが詰まったビールです。
アメリカビールの情報は
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