宮崎県にあるクラフトビール醸造所B.M.B Breweryでは、新工場の建設と缶充填機導入を目指しクラウドファンディングを開始しました。

宮崎市のクラフトビールを牽引してきたブルワリー

ブルワリーを運営するのは宮崎市内にあるビアバー「Beer Market BASE」です。
2018年11月に、宮崎の多様な素材を使ったローカルビールをつくる醸造所「B.M.B Brewery」を宮崎神宮近くにDIYでつくりあげました。
以降、文旦や大葉、カボスなどの宮崎県産の農作物を使ったビールや、地元のロースターのコービー豆を使ったコラボビールなどを醸造してきました。
若い醸造所ながら、B.M.Bのビールは県内外の多くのビアファンの舌を喜ばせています。

「Beer Market BASE」では自社醸造所のものを含め常時13種類、最大16種類がのクラフトビールが飲める

コロナでビアバーの売上は激減。自宅でもビールを楽しんでほしいから…

私たちの生活を襲った新型コロナウイルス。その影響は宮崎市も同様でした。
感染拡大や時短要請、アルコール提供の制限などの影響もあり、Beer Market BASEも売上がコロナ前と比較して約40%と大幅に減少しました。

Beer Market BASEに来ることができなくても、自宅でビアファンに楽しんでもらいたい。
瓶ビールの販売により県内外の飲食店や酒屋、スーパーへの卸売が増えたものの、今の醸造所は規模・機材ともに小さく、需要に供給が追いついていないのが現状です。

これを打開するには、流通力と販売力の強化を図ると共に品質を向上させる必要があります。
そこで、B.M.B Breweryでは新工場を建て、缶充填機の導入を計画しています。

醸造量をアップ、瓶から缶へ

新しい醸造所は中心部から車で30分ほどの清武町に建設し規模を拡大。年間125,000リットルの醸造量を目指します。
現在のブルワリーでは年間13,000リットルの製造量なので約10倍のビールを造ることができるようになります。

さらに、これまで瓶に詰めていたビールを缶に変更します。
缶は遮光のためビールの参加を防ぐことができますし、軽く、割れにくく、流通が容易になります。

生産力を向上させ、地元の素材を使ったローカルなクラフトビールを日本中に届けたい。
宮崎のクラフトビールや飲食店、さらには農家を盛り上げ、宮崎の魅力を多くの人に知ってもらいたい。

それがB.M.B Breweryの願いです。

右から、オーナー：松田温郎（あつろー）、醸造長：里真彰（まさあき）、醸造スタッフ：神崎剛（つよし）

クラウドファンディングは11月30日まで

B.M.B Breweryでは新工場の建設と缶充填機導入を目指し、11月30日までクラウドファンディングにチャレンジ中です。
詳細は下記からどうぞ。
https://camp-fire.jp/projects/view/611967?fbclid=IwAR1sRzWpxFo8-nw_Um_Dws5Dn7ICbELqG17lIRHLLouYnJS_rpEceXEdXog

【資金の使い道】
2022年10月 クラウドファンディング公開
2022年11月 建屋工事開始予定
2023年2月 醸造設備及び缶設備工事開始予定
2023年5月 運転開始予定
2023年7月 リターン品送付予定
※新型コロナにより資材調達に影響が出ています。そのためスケジュールが変わる可能性があります。

＜支援金1,000万円の内訳＞
700万：缶設備と周辺機材の導入費用
300万：返礼品制作、発送費用
自己資金から：キャンプファイヤー利用手数料

【お問い合わせ】
Beer Market BASE　
宮崎県宮崎市橘通東3丁目4-31　クラフトビル1F
0985-71-0348
松田温郎（あつろー）

B.M.B Brewery
宮崎市神宮東一丁目626番2

お披露目パーティーにて