[ビアバー,新商品情報]2023.1.10

なにげない日に贈りたい、横浜ビール「グリーティングカード」製作インタビュー【前編】

2023年が始まりました!今年はどんなビールを飲もう?どこに出かけよう?どんなことをしよう?わくわくしている方も多いことでしょう。

そして、今年なにか新しいことをしてみたい方・・・今、心にふと浮かぶその人に
横浜のグリーティングカード」
を送るのはいかが?

横浜で23年クラフトビールを造り続けている「横浜ビールは、グリーティングカードとビールのセットを発売中。デザインを手がけたのは「おいしいビールをイラストに」をテーマに活動されるイラストレーターイソガイ ヒトヒサさん (iso Brewing Design)です。

横浜ビールのグリーティングカード

ヨコハマの街並み、「横浜ビアバイク」、カンパイの場面などが詰まったカード(画像提供:横浜ビール)

日本開国の地であり、世界と日本を結ぶ港町であるヨコハマは「ビール文化発祥の地」。そして市内には13か所ものブルワリーがある「クラフトビールの街」です。

そんな街で歴史を持つ「横浜ビール」(略してヨコビ)は、地域との関わりも深く持ち、街とビールと人をつなぐイベントを企画開催するなど、ビールカルチャーをも育て続けています。

そして昨年「横浜のクラフトビールシーン」が描かれたグリーティングカードを発表。「ヨコハマから、暮らしの中にクラフトビールが浸透し、いつもの日常にクラフトビールがある毎日をお届けしたい!」そんな思いが詰まったカードの制作秘話を【前編】【後編】にてご紹介してまいります。

今回の【前編】には商品の発案をされた澤田 真奈美さん (横浜ビール EC担当)が登場します。

驛の食卓

横浜ビールのレストラン「驛の食卓」の1階はビアスタンド、2階はレストランフロア。

澤田さんにお会いしたのは、桜木町、関内や馬車道にほど近いブルーパブレストラン「驛(うまや)の食卓」にて。

醸造タンクを見ながら出来立てビールが楽しめる1F「YOKOHAMA BEER STAND(ヨコハマビアスタンド)」で、まずはグリーティングカードを見せていただきました。

横浜ビールとヨコビのグリカ

テーブルにカードを飾れば、どこででも「ヨコハマビール旅気分」を満喫できそう!

横浜の青空の鮮やかなブルーが綺麗。そして心が躍る可愛いイラストとデザイン、これは素敵!!

クラフトビールグラスと一緒に写真を撮れば、写真映え・SNS映えするしカードを眺めながらビールを飲んだら気分もアップしそう!そばで見るだけでわくわく・・・そしてインタビューがスタートしました。

── まずは、どんなきっかけでお仕事を始められたのですか?

「実は、コロナ禍でした。以前は東京有明のレストランで約10年働いていたのですが、店舗がクローズになりまして。横浜ビールに移り働くようになりました。

初めは接客担当でしたが、徐々にウェブショップやバックオフィス業務のお手伝いをするように。以前の職場でレストラン予約のウェブ管理担当をしていたので、その経験が活きたんです。今は完全にECサイト担当となり、オフィスで働いています。」

── 仕事の面白さを感じるのはどんなところでしょうか?

「ヨコビはビールだけでなく料理、Tシャツやグラスといったオリジナルグッズなど、様々な商品を展開しています。なので、様々な組み合わせの商品企画ができるところ。様々なお客様がそういった商品を購入された後にどんな風に楽しんでもらえるか?と考えるのが好き。とても楽しいです!

又、部署ごとに提供しているものが違うので、意外な気づきをもらえ、刺激があるんです」

── 実際にどんな気づきがありましたか。

「例えば・・・シェフはこうやって料理とビールを合わせるのか!それがお客様が誰かのために贈る『ギフト』になるんだ!と、目から鱗が落ちたことがありました。そんな様々な気づきを参考に、商品企画をし、その後お客様から喜びの感想を頂く際には『自分がしていることが、こんなふうにお客様に伝えられているんだ!』とも気づける、嬉しいことです」

澤田真奈美さんとグリーティングカード

「ヨコビのグリカ」を持つ、横浜ビールECサイト担当の澤田真奈美さん。

── なぜグリーティングカードを作ろうと思ったのですか?

「最初は『カードを作ろう』と決めていたわけではありませんでした。

ECサイト担当をしていくうちに、ヨコビのECサイトならではの、そこでしか買えない『ギフト』を作ってみたい・・・そう思うようになったんです。

その『贈り物』と共に飲めば、更に『ビールが美味しくなる』ような何かを。

そしてそれは、ビールとセットで誰かに送ってもらえるものが良いなぁと思いました。送る側は『オレ、イケてるんじゃ?』と思えるものが良くて(笑)貰った側も『嬉しい!』と思ってもらえて。それを、又、誰かに送りたくなる・・・そんな『ギフトのリレー』ができるものが良いなぁ、と思っていました」

── なるほど。では、その後に何か決め手があったのですか?

「そうなんです。それは偶然、本屋さんの前で目に留まった『横浜の風景』の切り絵でした。

親しみ深い景色が、シンプルな絵ながらに立体になっていることによって、不思議な奥行きや味わいを持っていて・・・見た瞬間に『これを買って、誰かに贈りたい』と思い、又これは良いギフトになる!と大きなヒントになったんです」

横浜ビールのグリーティングカード

横浜名物、観覧車、ベイブリッジ、ホテル群にロープウェイ。そしてビールを楽しむ人々や「横浜ビアバイク」も描かれる4層の立体カード。

── なるほど、そうして誕生したカードなのですね!「ここはポイント」にしたいと思った部分はありますか?

「カードを開けた時に、わぁ!という『驚き』を感じてもらいたいと思いました。

ヒントの切り絵もそうですが、このカードも開いた瞬間に、一枚だった紙がバッと立体に変化し、おっ!という感覚になってもらえたらなと。それは、プレゼントの箱を開けた時のワクワクに近いと思うんです。

開いた瞬間の『わっ。可愛い!!』も欲しいなっと思ってました」

箱から出てくるヨコビのグリカ

「横浜ビール」の箱を開けたら、こんな風に「ヨコビのグリカ」が登場。ヨコハマの海と空のようなブルーが爽やか!

箱から出てきたヨコビのグリカを開く

グリーティングカードを開くと・・・ぱっと横浜のビールシーンが立体となって目に飛び込んできます!

── 正にそんなカードだと思います。最後に読者へのメッセージをお願いします。

「通常グリーティングカードは、季節の挨拶、バースデーや記念日などに送るもの。ですが『ヨコビのグリカ』は、何気ない日のプレゼントにも、ぜひ添えてもらえたら。送りたいと思った時に送れる(贈れる)『さりげなさ』も込めていますので。

なおカード自体は通年のデザインですが、四季ごとに封筒を変えて、季節感を感じてもらえたらなと考えています。

又、これらの『横浜のビールシーン』をTシャツ等のグッズ展開できたらなと思ってます。ぜひこれを機に、横浜ビールのECサイトをチェックして頂けたら嬉しいです」

驛の食卓のカウンターに飾られるグリーティングカード

驛の食卓を訪れれば、実物をチェックできます。ヨコハマにお出かけの際に足を運んでみては。

なお年末年始には、JR横浜駅直結のショッピングビル「NEWoMan横浜」1階壁面に「ヨコビのグリカ」パネルが登場していました。横浜におでかけになって「あっ、これ見てた!」という方もいるでしょうか。なお、一緒にディスプレイされているのは横浜のみならず、神奈川県のクラフトビール。6Fの2416MARKETにて購入可能です。

横浜ニュウマンのグリカ

「ヨコビのグリカ」巨大パネルに筆者もわくわく!!

2023年は、普段の日常が素敵になる「クラフトビール」そして「グリーティングカード」をぜひ、大切な人のギフトにしてみてはいかがでしょう。筆者も、お世話になってるあの人に、早速贈ろうかな♪

次回の【後編】では、グリーティングカードのイラストとデザインを手がけたイトガイヒトヒサさんが登場します。どうぞお楽しみに!

🍺「ヨコビのグリカ」通販サイト
https://www.yokohamabeer.shop/categories/4854978

🍺横浜ビール
http://www.yokohamabeer.com/

🍺直営店店舗 「驛の食卓」「 YOKOHAMA BEER STAND」http://www.yokohamabeer.com/index/company_store.html

🍺横浜ビール通販サイト
https://www.yokohamabeer.shop/

※1枚目以外の画像は筆者撮影

2023年1月22日公開【後編】はこちらから ↓

なにげない日に贈りたい「ヨコビのグリーティングカード」製作トークイベントレポ【後編】

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※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

(一社)日本ビアジャーナリスト協会 発信メディア一覧

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この記事を書いたひと

AYANEE/あやねえ

MC・ビアチューバー・ビアインフルエンサー

旅とビールが大好き! MC・ナレーションなど話す仕事の傍ら、2013年頃より「ビール旅」を開始。五大陸53ヵ国を巡って各地のビールを飲みまくる。

その際に気づいた「その地ごとの、独特のビールカルチャー」の面白さを共有したい、又「日本のビールカルチャー」も世界に発信したい、という思いから、2018年、YouTubeにて「BeerTuber AYANEE / ビアチューバーあやねえ」チャンネル開設。

ブログ、インスタグラム、ツイッター、Facebook、TikTokといったSNS発信も行っている。

世界のビールシェアイベント開催、ビールツアー企画&ガイド担当。

地元千葉では「醸造家×料理人×生産者」を応援する「ちばクラフト青空ビアガーデン」イベント&ステージ等企画・MC・スタッフとして活動。

2021年ビアジャーナリストとしても活動を開始。

なおビール以外に、各国のティー&コーヒー&アフロウィッグコレクター。「異国の不思議なスキンケア商品」を試しまくるなど、気になることは何でもトライするチャレンジャー!!

ビールの美味しさはもちろんのこと、ビールを通じたコミュニケーションの楽しさを、幅広く共有したい! お会いしたら、ぜひ乾杯しましょう♪

【YouTubeチャンネル】
BeerTuber AYANEE / ビアチューバーあやねえ
ちばクラフト青空ビアガーデン(MC担当)

【執筆】
・講談社FRaUウェブサイト
2022年8月5日は『世界ビールデー』国内外でブームの「クラフトビール」専門家に聞いた、今夏おすすめ6選
・けやきひろばビール祭り 新規出店ブース&新企画 紹介記事
Derailleur Brew Works(2022春)
ACDC (2023春)
KANKIKU BREWERY(2023春)
希望の丘醸造所 (2023秋)
U.P.B BREWERY (2023秋)
新企画チャレンジャーブースを運営『Best Beer Japan』(2024春)
公式コラボビール『Keyaki PROUD』(2024春)
KOBO Brewery(2024秋)
CRAFT BANK(2024秋)
Repubrew(2024秋)

【徒然ブログ & SNS】
アメブロ:MC AYA-NEEの旅&ビール時々アフロダイアリー
Instagram:mcayanee
X(Twitter) : mcayanee
TikTok : beertuberayanee
・Untappd : beertubeerayanee
・Theads : mcayanee

【ビールイベントMC/オンラインツアー&ステージ 企画/ディレクション等】
日立オクトーバーフェスト (2017)
ちばクラフト青空ビアガーデン (2019~Now!)
P.C.M.CRAFT BEER FESTIVAL 2022(2022)
すみだワンコインオクトーバーフェスト(2022)
ちばまるごとBEERRIDE(ビアライド)2022秋~
「銚子BEERRIDE」”銚子ビール×銚子電鉄”ツアー
「成田BEERRIDE」 ステージイベント(成田空港 中央広場)
・BENELUX BEER TIME in 無重力 Art BOX★(セッションイベント 2024)

【ビールツアー等】
まいまい東京 クラフトビール街歩きツアー企画&ガイド担当
横浜ビアバイク ガイド担当(2023/7/28~)
竹芝ビアバイク ガイド担当(2023/8/31)

【ビール講座】
・黒ビールセミナー&ワークショップ担当(2024年10月)

ストップ!20歳未満者の飲酒・飲酒運転。お酒は楽しく適量で。
妊娠中・授乳期の飲酒はやめましょう。