【季節のお菓子とビールで愉しむ】2月 ガトー・オ・ショコラ
チョコレートのお菓子でビールを愉しんでみませんか?レシピと共にペアリングをご紹介します。
2月のお菓子:ガトー・オ・ショコラ
ガトー・オ・ショコラとは
ガトー・オ・ショコラ(Gâteau au chocolat)はフランス語で「チョコレートの焼き菓子」の意です。
本来は焼いて作ったチョコレート菓子全般を指すようですが、日本でガトーショコラというとチョコレートを生地に混ぜ込んで作るケーキをいいますね。
粉はあまり使わず(まったく使わない場合もあるほど)、メレンゲでふんわりさせつつもチョコレートの濃厚さを味わうレシピが多いようです。
今回は私が昔から作っているものをご紹介します。
材料 径18cmケーキ型1個分
板チョコレート 150g(約3枚、ミルク・ブラックなど組み合わせはお好みで)
生クリーム 100cc
卵 3個
アーモンド粉 40g
作り方
- 卵を卵黄と卵白に分ける。
卵黄は溶き、卵白は大きめのボウルに入れいったん冷蔵庫に入れておく。 - 板チョコレートを電子レンジ対応のボウルに割り入れ、レンジで溶かす。
600wで1分半〜2分が目安。機種によって必要時間が異なるため、様子を見ながら溶かしていく。
写真のように少しチョコレートの形が残っているくらいでレンジを止め、かき混ぜて溶かすとよい。
- 溶けたチョコレートに生クリーム、卵黄を入れ、その都度よく混ぜる。
- ふるったアーモンド粉をさっくりと混ぜ合わせる。
- オーブンを180℃で予熱する。
- 冷蔵庫で冷やしていた卵白を取り出し、泡立ててしっかり角が立つ固いメレンゲを作る。
- 4のチョコレート生地にメレンゲを3回くらいに分けて混ぜる。泡を潰さないよう手早く。
- できた生地をケーキ型に流す。
リボン状に流れる生地だけを使い、ボウルに付いた生地は味見用に小さな型に入れるとよい。
すべての生地を使おうとすると、比重が異なるため焼いている間に層ができてしまうので注意。
- 170℃のオーブンで35〜40分焼く。竹串を中心に刺して、生地が付いてこなければ焼き上がり。
- 扉を開けたオーブンの中に置いて粗熱を取る。すぐに取り出すと潰れてしまう。
ペアリング
こちらのレシピは温かいうちだとふわんふわん、冷めてからはしっとりな食感のケーキです。
さて、どんなビールと合わせましょうか。
横浜ビール 横浜ウィート
小麦を使った白ビールのバナナの香りがチョコレートと合うのでは?と感じて試してみました。
ビールそのものは柔らかい飲み口とスッキリした苦味です。
ケーキと一緒に口に含むとチョコレートの濃厚さが苦味を抑えるのか、より甘みを強く感じました。
日頃あまりビールを飲まない方にもおすすめできる組み合わせだと思いました。
シメイ・レッド
チョコレートといえば、ゴディバ、ノイハウス、ヴィタメールなどベルギーチョコレートが有名です。
そこでベルギービールと合わせてみることにします。
シメイ・レッドのドライフルーツを思わせる香りとカラメルのような香ばしさがチョコレートとの相性の良さを予感させます。
ケーキと共に口に含むと、ケーキ単体ではあまり表に出てこないアーモンドの香りが引き出されているように感じました。
ゆったりとバレンタインディナーの締めを楽しんでいただける組み合わせだと思います。
いかがでしたでしょうか?
それではみなさま、よきビールライフをお過ごしください!
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。