[イベント]2023.4.14

4月23日はクラフトビールで乾杯!ポパイでセカツタ2023授賞式を開催

一般社団法人日本ビアジャーナリスト協会(JBJA)は、「第8回世界に伝えたい日本のビアカルチャー2023」(セカツタ)の授賞式を、2023年4月23日(日)に東京・両国の「麦酒倶楽部ポパイ」にて開催します。

今回は、当会JBJAも発起団体として参画する「日本クラフトビール業界団体連絡協議会」(クラビ連)が制定する「クラフトビールの日」(4月23日)の周知活動の一環としての開催となり、一般の方も「麦酒倶楽部ポパイ」での授賞式に参加することができます(要電話予約)。
予約方法は記事の最後をご覧ください。

日本記念日協会により「4/23はクラフトビールの日」と認定登録されました。(4/10登録)

世界に伝えたい日本のビアカルチャー(セカツタ)とは?

2023年4月23日(日)13:00〜@麦酒倶楽部ポパイで乾杯しましょう!

2023年で8回目の開催となるセカツタは、日本のビール文化に貢献した人やビールなどを表彰するイベントです。2022年の1年間にJBJAで発信した記事(416記事)を4つのカテゴリーに分けて優秀賞を選出、さらに4つの優秀賞から最優秀賞を決定し、その取材対象者を表彰します。

カテゴリーは、「ブルワリー・インポーター部門」「ビール部門」「ビール人部門」「イベント・料飲店部門」の4つで、それぞれの優秀賞は下記のとおりです。この4カテゴリーの優秀賞の中から、授賞式当日に最優秀賞が選ばれます。
受賞者の方との楽しいトークでイベントを盛り上げます。

ブルワリー・インポーター部門

優秀賞:RISE & WIN Brewing
記事タイトル:ゼロ・ウェイスト宣言の町で楽しむビール&キャンプの旅

記事概要:
「ゼロ・ウェイスト」は無駄や浪費を削減し、廃棄物をゼロにすることを目指す考えです。2003年、徳島県上勝町が自治体で初めて「ゼロ・ウェイスト宣言」をしました。山に覆われた小さな町で、自治体によるごみ収集はなく、リサイクル率は80%を超えています。

そんな上勝町の「RISE & WIN Brewing」では、これまでは破棄されていた材料を活用して「ゼロ・ウェイストビール」を造っています。ビール造りで排出された麦芽粕は微生物で分解して液体肥料に変わり、町内で無料配布されて、農家が野菜栽培に活用しています。「RISE & WIN Brewing」は、麦芽粕からの液体肥料で育てた麦を使ったビール造りを目指す「サステナ・ブルワリー」としての第一歩を踏み出しています。

ビール部門

優秀賞:白麹ゴールデンエール brewed by 阿久沢健志(一騎醸造)
記事タイトル:麹×ビールは「日本独自」に一石を投じることができるのか?

記事概要:
「日本発祥のビアスタイル」の可能性を感じさせる「麹」を用いたビールに注目が集まっています。「麴菌」は日本酒や焼酎、醤油、味噌などの製造に使われ、2006年に「国菌」に認定されました。

「FARCRY BREWING」の「Golden Ale」は麹を用いており、麦芽の甘さ、ホップの香り、白麹の酸味が絶妙に調和した三“味”一体のゴールデンエールです。麹を用いたビールが日本独自のビアスタイルとして認定されるかはわかりませんが、多くのブルワリーが麹の可能性を追求し、日本各地で麹を使ったビールの開発が進められています。

ビール人部門

優秀賞:八木文博(元ニユートーキヨー)
記事タイトル:「ビヤホールにはスイングカランが必要だ」:日本で一番ビールを注いだ達人「八木 文博」さんインタビュー

記事概要:
「注ぎ手」界のレジェンド八木文博さんは、ビールをメーカーの造った100点の状態で提供するために、「スイングカラン」が必要だと語ります。ビールが苦手だった八木さんは、研究と検証を重ね、「ビール注ぎの達人」と呼ばれるまでになりました。

彼が確立したのは、「スイングカラン」による「一度注ぎ」。昭和初期のビアホールで主流だったスイングカランは、回転式ハンドルでビールを注ぎ、角度と位置を調整しながら一気に注ぐことで、爽快感とクリアなのどごしを実現します。

「スイングカランで美味しい一度注ぎビールを注げる人材を増やしていきたい」と話す八木さんは、2019年12月に引退。今後は、八木さんの意志と技術を継承した「注ぎ手」たちが、おいしいビールを注いでくれることでしょう。

イベント・料飲店部門

優秀賞:遠野アグリサポート
記事タイトル:【ビールのある風景in岩手㉖】遠野でホップハイキングに参加してきました!

記事概要:
ホップ栽培60周年を迎える岩手県遠野市は、ホップ栽培面積日本一を誇る一大生産地です。遠野市の農家を支援する団体「遠野アグリサポート」では、ホップにフォーカスしたアクティビティとして「ホップハイキング」を開催。

7月から8月に見頃を迎えるホップ畑を5名で30分間貸し切って、遠野市で栽培されている3種類のホップ(キリン2号、かいこがね、MURAKAMI SEVEN)を見学し、ホップ栽培コーディネーターの神山拓郎さんからビール醸造におけるホップの役割や栽培工程を学びます。

ホップ生産者との協力体制が整っている遠野市では、新規就農者が増えている反面、高齢化による離農者も増えているといいます。また、加工施設の老朽化や、専業農家では経済的に立ちゆかないといった課題も。「ビールの里プロジェクト」に取り組む遠野市では、「遠野アグリサポート」に大きな期待が寄せられています。

麦酒倶楽部ポパイでビールを片手にセカツタ授賞式に参加!

麦酒倶楽部ポパイ(両国)

セカツタの授賞式は、東京・両国の麦酒倶楽部ポパイにて2023年4月23日(日)13:00〜15:00に開催されます。一般の方も60名限定で、ビールのみの料金で参加可能です(入場無料・要電話予約)。

なお、当日はフードの提供はありませんが、Uber Eatsなどのケータリングを注文するなど、フードの持ち込みが可能です。ビールの持ち込みはできません。

セカツタ授賞式に参加したい方は、下記のイベント概要をご確認の上、電話にてご予約ください。4月23日は麦酒倶楽部ポパイにてクラフトビールで乾杯しましょう!
プレゼンター:藤原ヒロユキ(JBJA代表)/MC:MJ&南原卓也(ビアジャーナリスト)
※都合により会場にお越しになれない受賞者はできるだけオンラインでお繋ぎします。予めご了承ください。

第8回世界に伝えたい日本のビアカルチャー2023

日時:2023年4月23日(日)13:00〜15:00
会場:麦酒倶楽部ポパイ(東京都墨田区両国2-18-7)
予約方法:営業時間内に電話でのみ予約可能
03-3633-2120

Click here for the press release in English.

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※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

(一社)日本ビアジャーナリスト協会 発信メディア一覧

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この記事を書いたひと

もりあき(モリテツアキ)

ビアジャーナリスト/ベルギービール・プロフェッショナル

1968年1月福島県で生まれ現在北海道余市郡に在住。ロシア人と国際結婚(妻は現在帰化)。
佛教大学卒業後社会福祉士の資格を取り地元の特別養護老人ホームの管理者を行いながら実家の事業の1つである農業を手伝っている。
ビールはベルギービールを飲むのが主で、たまに道内のクラフトビールやエビスビールを飲む。特にベルギービールは専用グラスで飲むようにしている。
現在の活動は、Facebookで北海道ベルギービール愛好会の立ち上げ、道内でベルギービールが飲める飲食店や購入できるお店や自分の飲んだビールの紹介をしている。
又、産物のハネ品(サクランボ等)からビールを作るプロジェクトを2020年立ち上げ、ハネ品(規格外、交配用、完熟、微量な傷等)を対象にビールの副原料として使い数年かけて検証していく。
今後の取り組みとして現在の活動の他、ベルギービール(道内のクラフトビールを含む)の紹介や考察を書いていきたい。
また、2022年11月23日にベルギービールのランビックビールに特化したフェイスブックを立ち上げた。これは、自身の勉強と今後1つのビールスタイルに愛着を持つ者同士のグループができるとの予測から取り組んでみたいと感じたからである。

北海道ベルギービール愛好会
https://www.facebook.com/groups/1586818794929083
ランビック愛好会
https://www.facebook.com/groups/672595961169437

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