味が変わった?新旧ギネスを飲み比べ!@新宿フリゴ【JBJA Channel】
ビールに愛された皆さまへ!
今日公開のJBJA Channelは、ここ最近で味が変わったと話題になっている「新・旧ギネス」の飲み比べです。
歴史あるアイルランドのギネスは特別な存在
ギネスといえば、ビール愛好家なら知らぬ人はいない、ビール好きじゃなくても人生の中で耳にしない人はほとんどいないであろう、あのギネスブック『The Guinness Book of Records』を作ったギネス醸造所のビールです。
(ギネス社は合併してディアジオへ。ギネスブックの事業は現在ギネスワールドレコード社として独立)
真っ黒な水色(スイショク)に、オフホワイトのクリーミーな泡。熟練のバーテンダーの描くシャムロック。
いつものピルスナーとは違う、濃厚な苦みとコクを、窒素の含まれた柔らかな泡とともにゆっくりじっくり味わう。大人のムードですね。控えめな明るさの照明、木製のカウンターと革張りのスツール、大きなパイントグラスに注がれたギネスの泡がゆっくりと沈んでいく時間を待つ。そんなアイリッシュ・パブを思い浮かべるだけでも、ギネスビールはとても魅力あふれる特別なビールであることが想像できるでしょう。
伝統的なギネスの味が変わった?
ということなので、さっそくベルギービール専門店 新宿フリゴさんで新旧の飲み比べをさせて頂くことにしました!
味わいの差って、どんなものでしょう。もちろん提供温度によっても印象は大きく変わるかもしれません。
今回はベルギービール専門店でしっかりとシャムロックも描いてくれるスタッフの方に注いでいただきました。
旧バージョンは、「いつものギネス!」という印象。ごくりと飲み込むと、ロースト麦芽のコクと香りが、のどの奥からグ~っと戻ってきます。
新バージョンも、鼻から嗅ぐ香りと、口に含んだ時のマウスフィールは旧とそんなに変わりなく感じられます。でも、決定的に違うのは飲み込んだ後の戻り香。飲みやすくなった、というのが大きな印象です。旧の濃厚さと比べて「ドライになった!」と感じるかもしれません。
ギネスとのご縁はまだまだ続きます
ギネスを愛してやまない、真の愛好家の中には、今回のモデルチェンジでコクと香りが減ってドライになった!と感じられたことは、とてもショックなことだったかもしれません。
ですが、260年を超える長い歴史の中で(なにしろ1759年醸造開始!)、きっと何度も味のモデルチェンジを重ねてきたギネスの、ほんの一度の出来事だとも思うのです。
そして、もしかしたら5年後には元の味に戻るかもしれないですし、今から36年後には「ギネス設立300周年記念」というお祭り騒ぎが絶対あるはず!その時には300周年記念醸造で透明なギネスビールが発売されているかもしれませんよ。
(その時は私たちは「見比べて?!ウィルキンソンと透明ギネスの飲み比べ!」というタイトルでYoutubeで動画を出します。たぶん!)
そう考えると、ある意味、一つの歴史の証人になれたことをむしろ楽しみながら新しいギネスを試してみて、さらには世界に広がるあちこちの多様なギネスを飲みに旅に出よう、と新たなビアライゼへと結びつけるのも楽しいですね。
(ナイジェリアで醸造されている8%のアフリカのギネス、飲んでみたいです!)
今回収録のご協力いただいた新宿フリゴさんは、ベルギービールの専門店です。各線新宿駅から徒歩5分程度。甲州街道沿いなので、道に迷うことなくお店に行けます!
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