「Far Yeast」ブランドがタイ進出! 「YUZU Sour Ale」「ARAN Wood Aged Pilsner」を日本とタイで発売
14の国と地域に展開をしているFar Yeast Brewing。この度、タイ最大手のクラフトビールのディストリビューター(直接顧客には販売せず、代理店へ商材を卸す企業)Beervana とコラボレーションをしてタイへ初進出します。
初の進出プロダクトとして、「YUZU Sour Ale ユズサワーエール)」「ARAN Wood Aged Pilsner(アラン ウッドエイジドピルスナー)」の2商品を日本とタイで限定発売します。
目次
タイのブルワリーSamataも加わった3社コラボレーション
Beervana は、厳選したクラフトビールを世界中から輸入・販売を行っています。Far Yeast Brewing とは2013年に販売パートナー契約を結び、「驚和 KAGUA」のタイ国内への輸入・委託販売をしている実績があります。
今回は、Beervanaの醸造部門「The Bretwing Project」、さらに「YUZU Sour Ale」は、タイのブルワリーSamataも醸造に参加した3社コラボレーションとなっています。
暑い夏に飲みたい爽やかなプロダクト
コラボレーションに際しては、Beervanaのチームが山梨県小菅村のFar Yeast Brewing源流醸造所を訪れ、アイディアを交換しながらともに醸造しました。タイと日本の暑い夏に合わせ爽やかな飲み心地を目指した造りとなっています。
「YUZU Sour Ale」は、高知県産のゆずを使用した、飲みやすく軽い塩味のサワーエール。ケトルサワーリング手法を用いて、ケトルとタンクのそれぞれでゆずを加えました。ホップの使用を控えめにしたことでゆずの香りが引き立ち、絶妙な酸味と爽やかさが楽しめるということです。
高温多湿の地域で飲むのにぴったり
ここからは「YUZU Sour Ale」「ARAN Wood Aged Pilsner」を飲んでみた感想をお伝えします。
「YUZU Sour Ale」は、透明感のある薄いイエローで、柚子のシロップ漬けのような甘い香りが立ってきます。口に含むと酸味が口の中を覆い、サワーやハードセルツァーを飲んでいるような感じがあります。後味は、柚皮の酸味、苦味、渋味がありスッキリとします。軽い味で蒸し暑い季節にぴったりです。
「ARAN Wood Aged Pilsner」は、「YUZU Sour Ale」と比べると少し濁った感じのあるイエローで、熟したマンゴーのような香りを感じました。飲んでみると南国のフルーツをイメージさせるフレーバーが感じられて、後味にフルーツと木の香りが混ざり合い鼻へ抜けていきます。
ちょっと不思議なビール。トロピカルフルーツとウッディなフレーバーが合わさって独特の味を演出しています。トロピカルな感じだけですと暑い地域のイメージですが、ウッディさが合わさることで日本との融合を感じます。
「YUZU Sour Ale」と「ARAN Wood Aged Pilsner」は、6月よりタイで販売されます。日本国内ではFar Yeast Brewing オンラインストアと直営店のみで限定販売中です。
この夏、Far Yeast Brewingが新たに海外へ挑戦する2商品を味わってみてはいかがでしょうか。
YUZU Sour Ale 商品概要
品目:発泡酒(麦芽使用率/50%以上)
原材料:麦芽(ドイツ製造)、小麦、柚子皮、糖類、食塩、ホップ、コリアンダー
アルコール度:5.0%
IBU: 20
スタイル:Sour Ale
仕樣:350ml缶
ARAN Wood Aged Pilsner 商品概要
品目:発泡酒(麦芽使用率/50%以上)
原材料:麦芽(ドイツ製造)、ホップ、糖類、ウッドチップ
アルコール度:5.0%
IBU: 20
スタイル:Wood Aged Pilsner
仕様:350ml缶
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