Far Yeast Brewingが正面から挑むWest Coast IPA「Far Yeast TRIGGER」限定発売中
Far Yeast Brewing 株式会社が王道のWest Coast IPAに挑んだ「Far Yeast TRIGGER(ファーイースト トリガー)」を2023年5月16日(火)より限定販売を開始しています。
目次
王道スタイルWest Coast IPAに挑戦
アメリカ西海岸発祥のWest Coast IPA。ホップの鮮烈な香りと苦味で世界を席捲したクラフトビールブームの立役者ともいえるIPAです。とても人気のあるWest Coast IPAですが、Far Yeast Brewingは創業以来ベルジャンスタイルを得意としてきたため、これまでほとんど醸造していませんでした。
今回、担当ブルワー自身がかつて心を撃ち抜かれ、「多くの人にとって、このプロダクトがクラフトビールの魅力に触れる『Trigger』となってほしい」と願い、正面からチャレンジしたビールです。
過去最大量のホップを使用し、圧倒的なアロマとクリーンな苦味を実現
「Far Yeast TRIGGER」で目指したのは、圧倒的な柑橘系のアロマとクリーンな苦味。アメリカから届いたばかりのフレッシュなセンテニアル、コロンバス、アマリロ、シトラ、シムコーの5種類のホップを使用しています。
使用した量は、「Far Yeast 東京IPA」の2.5倍、ドライホッピングでは過去最大量となる45㎏を使用しています。
Far Yeast Brewingでは、ほとんどの商品で瓶内2次発酵を採用していますが、今回は発酵後に低温下で保管して不純物を沈殿させるコールドクラッシュを採用。クリアな見た目と味わいを実現したということです。さらに、ベストコンディションで飲んでもらえるよう、出荷から完全冷蔵で届けます。
ラベルデザインも既存商品と一線を画すデザインとなっています。
West Coast IPAらしさを堪能できる柑橘をイメージさせるアロマとフレーバー
ここからは飲んでみた感想をお伝えします。
ビールの色は、しっかりしたボディをイメージさせる暗めのオレンジ色。濁りはなくクリアです。注いでいると、グレープフルーツやオレンジを思わせるIPAらしい柑橘類の香りがグラスから華やかに立ち上がってきます。
飲むとと口の中に一気に苦味が広がり、後からオレンジをイメージさせる甘苦いフレーバーが出てきます。苦味は程よく続き、爽快な余韻を残してくれました。
本当に奇をてらうことのないWest Coast IPAです。アルコール度数も高めで、アロマやフレーバーがしっかりしているので飲み飽きるかなと思いましたが、最後まで飽きることなく楽しめました。West Coast IPAが好きな人に飲んでほしいですし、IPAに興味を示している人に勧めてみたくなる商品でした。
「Far Yeast TRIGGER」は、公式オンラインストアや全国のビアバー、飲食店、酒販店にて数量限定で販売中です。Far Yeast Brewingが目指したWest Coast IPAがどんなビールなのか。気になる方は飲んでみてください。
Far Yeast TRIGGER 商品概要
品目:ビール
原材料:麦芽(外国製造)、ホップ
アルコール度:6.8%
TBU : 70
スタイル:West Coast IPA
内容量:350ml缶
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。