今年は18,000Lを醸造予定! 夏の間だけ楽しめる「Far Yeast Peach Haze」発売中
Far Yeast Brewingの春夏の季節定番「Far Yeast Peach Haze」が今年も発売を開始しています。
目次
「Far Yeast Peach Haze」ってどんなビール?
2020年7月に、地元山梨の生産者と連携しながらビールを通じて魅力を発信する「山梨応援プロジェクト」の第1弾商品として誕生した商品です。山梨県山梨市の桃農家「ピーチ専科ヤマシタ」の桃をふんだんに使用しています。桃の一大産地・山梨のブルワリーとして、「おいしい桃を使った商品を継続的にファンに届けていこう」と、2022年からは春夏の季節定番商品となっています。毎年発売すると直ぐに完売になる人気商品です。
今年は1.5倍の18,000Lを醸造予定
ビアスタイルはフルーツヘイジーベールエールです。
4年目となる今年は、夏の期間中楽しんでもらうため、昨年の1.5倍量の醸造を目指しています。
これまでは生桃を醸造所に運び、ブルワリースタッフ全員で加工を行っていました。しかし、作業量の限界に達してしまい、供給量が追いつかない状況になっていました。そこで、今年からは「ピーチ専科ヤマシタ」でピューレ化した桃を使用することで生産量の増加をはかります。
元々、「ピーチ専科ヤマシタ」は自社加工した桃をジュースやジェラート、ギフト品などに活用する取り組みに力を入れていました。ピューレを使用することで、6次産業化を支援するとともに増産が可能となり、生産者、飲み手、Far Yeast Brewingの「三方よし」の取り組みとなりました。
今年も数回に分けて醸造を実施。1回目は桃ピューレ1,000kgを使用して6,000Lを仕込みます。2回目は6月、3回目は7月に販売予定しています。
LuminosaとMosaicの2種類のホップを使用
今年はLuminosaとMosaicの2種類のホップを使用しています。Luminosaは、2023年に初めて日本に入ってきたばかりの最新ホップ。ピーチやマンゴー、甘味のある柑橘などトロピカル感溢れるアロマホップです。甘いフルーツの香り引き立てるMosaicとともに、桃の感じを補完しています。
テイスティング&ペアリングチャレンジ
色はHazyの名前の通り、少し濁りのあるゴールド。口を近づけると、桃やマンゴーのようなトロピカルな香りがグラスから立ち上がってきます。
口に含んでみると桃のフレーバーが軽やかに広がり、後からホップ由来や桃の皮をかじった時のような苦味が感じられました。後味には再び桃のフレーバーが顔を出して桃のビールを飲んでいる余韻に浸れます。口当たりは少しトロッとした感じがありますが、味は全体的にドライな印象です。
ペアリングは桃づくしにしてみたく、桃のゼリーを合わせてみます。
ゼリーを食べた後にビールを口に含むと桃やクリームの甘さを引き立ててくれて、後味は爽やかにしてくれました。
「Far Yeast Peach Haze」は、Far Yeast Brewing オンラインストア、全国の酒販店、飲食店で販売中です。また、6月中旬頃より「ピーチ専科ヤマシタ」が敷地内で運営する「桃農家カフェラ・ペスカ」でも飲むことができる予定です。
桃ビールが好きな方、飲んでみてください。
Far Yeast Peach Haze 商品概要
品目:発泡酒
原材料:麦芽(外国製造)、桃(山梨県山梨市産)、オーツ麦、ホップ、糖類
アルコール度:5.5%
IBU: 20
スタイル:Fruited Hazy Pale Ale
仕様:350ml缶
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。