IWANAI BREWERY &HOTELビールを飲んでみた(後志クラフトビール特集第4回目)
はじめに
北海道後志地方には6カ所の新しいブルワリーと以前からあるブルワリー4カ所合わせて10ケ所があります。(令和5年6月1日時点)
北海道後志地方とは20の市町村があります。倶知安町に北海道の振興局(北海道の出張所)があります。
人口は約20万人でその大半は小樽市で次いで余市町、倶知安町、岩内町の3町が1万人以上の町でそれ以外の町村は5000人以下の町村です。これだけの小さな町村が多いのに各町村の独自性が強いため、平成の町村合併の際に道内で唯一合併が無かった地域でもあります。仁木町を除く全ての町村に温泉があったり、海水浴やスキーや果樹園と各町村それぞれ観光資源を持ち合わせています。
この様な場所に10カ所のブルワリーがあります。
さて、41ビール、black fox beer、Yotei Brewingビールに続いて4回目としてIWANAI BREWERY &HOTELビールの3種類(クロポン・エブリデイ・ホップマシン)を紹介したいと思います。
BREWERY &HOTELビール
3種類のビールに共通しているのは、岩内町の日本海海洋深層水を使用している事と副原料に緑茶を使用しています。
クロポン
ビールの色は黒色です。コーヒーやナッツの風味があります。
味は初めに苦味と甘味が来て最後に酸味が感じられます。米を副原料に使用しているせいか、意外と黒ビールの様な重みがなく、すっきりとした味わいです。
エブリデイ
3種類の中で一番飲みやすいビールでした。
色は黄金色のピルスナータイプ。
ライ麦使用でスパイシーで爽やかなホップと苦みを感じられる切れがあるスッキリとした味わいです。
ホップマシン
ビールの色は琥珀色です。
ホップのフルーティーな香り(柑橘系)とホップの苦みを感じるビールです。ホップを通常の2倍使用したビールです。
最後に
岩内町は野生のホップ発見地でもあり、日本でビール造りのきっかけにもなりました。
このブルワリーに隣接する岩内高原ホテルは、かねてから個人的に日帰り温泉で利用させて頂いています。露天風呂から見る岩内町遠くは泊村や神恵内村夜はイカ釣り漁船を見る事が出来ます。
ホテル周辺には日帰り温泉が数か所あり、全て泉質が違います。温泉のはしごも面白いと思います。また、ホテル敷地内には美術館、近くに岩内スキー場があります。漁港もあり寿司等も美味しく食べる事が出来ます。是非一度訪れてみてはいかがでしょうか。
参考文献および引用文献
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。