はじめまして!臥龍醸造GARYU BREWING ビアフェス東京2023【JBJA Channel】
麦酒に愛された皆さまへ!
6月3日(土)東京の恵比寿で開催されたビアフェス東京2023の会場で出会った臥龍醸造 GARYU BREWINGのご紹介です。
まだ醸造開始から日が浅く、ビアフェス参加も初めてということでした。いろいろな醸造所とビールと出会うことが出来るのがビアフェスならではですね。素敵な出会いに感謝です。
臥龍醸造 GARYU BREWING
2022年3月から醸造を開始したばかりの臥龍醸造 GARYU BREWINGは、愛媛県大洲市の歴史的建造物をリノベーションして作られたブルワリーです。
生糸の生産地として養蚕がさかんだった大洲市において、蚕の繭の倉庫として使用されていたレンガ造りの建物が、このブルワリーのある臥龍煉瓦倉庫です。明治からの歴史ある建物のため、老朽化などの理由により取り壊される計画がありました。
しかし、地元有志の働きかけもあり、地域活性化で古民家を活かした宿泊施設や観光地として地元の町おこしをしていく一環として、この臥龍煉瓦倉庫におけるブルワリーが始まるのでした。
この素敵なタップルームは2021年9月24日にオープン!そして実際にビール醸造が開始されたのが良く2022年の3月です。町に活気を生む原動力のひとつとなりました。
町の歴史をたどるブルワリー
ブルワリーの庭にある大きなイチョウの木は、鎌倉時代から明治にかけて大洲の中心にあった大洲城が、明治21年(1888)に解体されるときに譲り受けたもの。大洲城の屋根瓦も、そのイチョウの下に置いているということなので、現地を訪れたら、実際に見て歴史を肌で感じたいですね!
(現在の大洲城天守は2004年に木造復元されたもの)
そして、養蚕・生糸の製造など、大洲市の産業の歴史を活かした、築130年余のレンガ造りの歴史的建造物を活かした店内は、西洋アンティーク家具と古民家の品を揃えたおしゃれな空間です。
そしてブルワリーの名前となっている「臥龍」というのは、市内を流れる一級河川・肱川の臥龍伝説がもとになっています。
日照りが続き井戸も枯れた時に、肱川から竜が空へ上り雨を降らせてくれたという伝説です。とても美しい景勝地で、日本三大鵜飼いが見られる人気の観光スポットでもあります。
ビールにもシルク?!
ビアフェス東京2023の会場では、「シルクエール」を頂きました。ふんわりとした優しい香りと、なめらかでまさにシルキーな口当たりのベルジャンスタイル。なんとシルクパウダーが入っているというのですから、まさに大洲の歴史を踏まえたビールですね。シルクの効能ってあるのでしょうか。お肌がツヤツヤになりそうな、そんな予感がしました!(個人の感想であり、医薬品的な効能効果をお伝えしているわけではありません)
ビアコンペで賞を獲っています
臥龍醸造 GARYU BREWINGは、まだ醸造開始から1年余りということですが、昨年のインターナショナルビアアップ2022ではガリュウ アメリカンレッドIPAがインターナショナルビアカップ2022にて、エマージング・インディア・ペールエール / ケグ部門で銀賞、ガリュウ ベルジャンホワイトはベルジャンスタイル・ヴィットビール / ケグ部門で銅賞を受賞しています。すでに実力派ブルワリーとして、素晴らしいスタートを切っています!
臥龍醸造 GARYU BREWINGのご案内
臥龍醸造 GARYU BREWINGのビールはどこで飲めるか、というと、やはり現地に駆け付けるのが一番です!
https://www.garyu-brewing.com/view/page/shop
臥龍醸造– GARYU BREWERY –
住所 〒795-0012
愛媛県大洲市大州98番地1(臥龍煉瓦倉庫内)
営業時間 11:00 ~ 18:00(LO17:00)
定休日 月・火・水曜日(その他長期休業あり)
お問い合わせ 店舗電話番号:0893-23-9190 (11:00 〜 16:00)
愛媛まで行けない!という方も大丈夫です!もちろんオンラインショップもあります!
https://www.garyu-brewing.com/view/category/general
様々な情報をこちらの公式サイトからどうぞ! https://www.garyu-brewing.com/
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。