Far Yeast Brewing×West Coast Brewing第2弾はほうじ茶を使用。「Off Trail Tea Time」数量限定で発売中!
2020年に「Off Trail Travers」で初めてコラボレーションしたFar Yeast BrewingとWest Coast Brewing。この度、2回目のタッグが実現しました。
目次
「静岡クラフトビール&ウイスキーフェア2022」から発展した交流で実現
今回のコラボレーションは、2022年10月にWest Coast Brewingのデレックさんが主催を務める「静岡クラフトビール&ウイスキーフェア2022」がきっかけです。
このイベントでFar Yeast Brewingは、初めて「Off Trail」ブランド単体でのブースを出店。熱心なビールファンや他ブルワリーとの新たな交流も生まれました。その時の交流が発展して実現しました。
ほうじ茶ラテを彷彿させるビール⁉
「Off Trail Tea Time」は、West Coast BrewingのメンバーがFar Yeast Brewing源流醸造所を訪れて、ブレンディングの準備が整ったベースビールを試飲しながらイメージを膨らませたビールです。
赤ワインのオーク樽で16ヶ月熟成したサワーレッドエールとサワーブロンドエールに、West Coast Brewingが使ってみたかったと言うほうじ茶を使用。さらに味わいを多層的にするために、バニラビーンズを加えています。
Off Trailらしい酸味やファンキーさはありつつもレベルを抑え、ほうじ茶とバニラ、ベースビール由来のオーク樽感がチョコレートやココアのようなニュアンスを醸し出したほうじ茶ラテを彷彿とさせる仕上がりと言います。
テイスティングレポート&ペアリングチャレンジ
バレルエイジドビールでほうじ茶ラテを彷彿させるとはどんな感じなのでしょうか。飲んでみました。
グラスに注いでいるときから野生酵母ビールらしい酸味の効いたアロマが香ってきます。グラスに鼻を近づけてみると酸味の奥に微かにカカオを思わせるアロマも感じました。個人的にはほうじ茶の香ばしいアロマは見つけられませんでした。
口に含んでみると、最初にカカオのような甘味を感じた後に、酸味のあるぶどうをイメージさせるフレーバーが口の中を覆っていきます。余韻は長くなくさっぱりした印象で終わりました。
フレーバーとしてもほうじ茶は感じられなかったのですが、カカオを思わせるアロマとフレーバーと酸味の相性が良く最後まで飽きることなく飲めました。
ペアリングチャレンジ1 金時豆の甘煮
ビールの酸味と甘煮の甘さ、ビールの香ばしさと豆の風味を合わせてみたくなったのでやってみました。
ビールを飲んだ後に金時豆の甘煮を食べると甘さが引き立ち、反対に食べた後に飲むとカカオのようなフレーバーが強まります。
チビチビと飲みながらつまむには良い組み合わせでした。
ペアリングチャレンジ2 ローストビーフ 赤ワインソースかけ
ビールの酸味がローストビーフの旨味を引き立ててくれるのではないかと期待して用意しました。甘酸っぱいソースとの相乗効果も楽しみです。
ビールを飲んだ後に食べるとソースのコクのある風味が感じやすくなりました。逆に食べた後にビールを飲んでみると肉の旨みとカカオの風味が増しました。
他の「Off Trail」シリーズでも思いましたが、「Off Trail」で感じられる酸味と肉の甘味と旨味は合わせやすいです。今回もあっという間に食べきってしまいました。
この他にもベリーの入ったケーキやタルト、チョコレートなどスイーツと合わせてみるのも面白そうです。
「Off Trail Tea Time」は、数量限定販売となります。樽熟成やブレンドビールの魅力を感じてみたい方、飲んでみてはいかがでしょうか。
Off Trail Tea Time 商品概要
品目:ビール
原材料:麦芽(イギリス製造、ドイツ製造)、ホップ、小麦、糖類、バニラビーンズ、ほうじ茶
アルコール分:6.5%
スタイル : Barrel Aged Sour Amber Ale with Hojicha and Vanilla Beans
仕様:330ml瓶、750ml瓶
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。