[コラム]2023.8.18

にきやのビールを飲んでみた(後志クラフトビール特集第5回目)

はじめに

今回はわが町仁木町にある「にきや醸造所 」のビール3種を飲んでみました。
「にきや醸造所」では造り手の交代で、ビールが新しくなりました。今回はそのビールを紹介したいと思います。

にきやのビール

NIKIYA PALEALE(pale ale)

自家製栽培したにきや産のホップを一部使用しているそうです。にきやの豊かな風景を想像させるような香りが広がるNIKYIA BREWERYの代表的ビールとの事です。柑橘系の香りと味がフルーツを感じさせます。

NIKIYA PALEALE(pale ale)

NIKIYA BLACK(poter)

北海道仁木町の歴史の深さをイメージした黒ドラフトです。濃く奥深い味わいが特徴的です。個人的に一番好きなビールです。

NIKIYA BLACK(poter)

NIKIYA WHITE(weizen)

北海道の澄み切った青空、ピュアな空気を感じるような果実の香り豊かなフルーティで柔らかな口当たりです。女性にもおすすめのビールです。

 

NIKIYA WHITE(weizen)

さいごに

にきやのある仁木町は道内でも果物有数の産地です。令和5年8月時点では、さくらんぼの収穫が終わり、現在は、ブルーベリーが最盛期です。この後、プラムやプルーン、梨、ブドウ、リンゴと晩秋迄果物狩りが続きます。最近では、ミニトマトの「アイコ」やブドウの「シャインマスカット」そしてワイン造りが盛んに行われる様になりました。
にきやでは仁木町内で観られる農産物の他、仁木町で有数のホップを栽培し、そのホップをビールに使用しています。
にきやのビールは通販で購入する事が出来るほか、直接現地で購入する事が出来ます。
にきやは国道5号線から離れていますが、後志道余市インターチェンジで降りてフルーツ街道沿いにあります。にきやではビールの他にきやで採れた農産物等も販売しています。是非,仁木町やにきやの農園でフルーツ狩りやビールをお土産に観光を楽しんでみては如何でしょうか。

 

参考文献および引用サイト
にきや

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※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

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この記事を書いたひと

もりあき(モリテツアキ)

ビアジャーナリスト/ベルギービール・プロフェッショナル

1968年1月福島県で生まれ現在北海道余市郡に在住。ロシア人と国際結婚(妻は現在帰化)。
佛教大学卒業後社会福祉士の資格を取り地元の特別養護老人ホームの管理者を行いながら実家の事業の1つである農業を手伝っている。
ビールはベルギービールを飲むのが主で、たまに道内のクラフトビールやエビスビールを飲む。特にベルギービールは専用グラスで飲むようにしている。
現在の活動は、Facebookで北海道ベルギービール愛好会の立ち上げ、道内でベルギービールが飲める飲食店や購入できるお店や自分の飲んだビールの紹介をしている。
又、産物のハネ品(サクランボ等)からビールを作るプロジェクトを2020年立ち上げ、ハネ品(規格外、交配用、完熟、微量な傷等)を対象にビールの副原料として使い数年かけて検証していく。
今後の取り組みとして現在の活動の他、ベルギービール(道内のクラフトビールを含む)の紹介や考察を書いていきたい。
また、2022年11月23日にベルギービールのランビックビールに特化したフェイスブックを立ち上げた。これは、自身の勉強と今後1つのビールスタイルに愛着を持つ者同士のグループができるとの予測から取り組んでみたいと感じたからである。

北海道ベルギービール愛好会
https://www.facebook.com/groups/1586818794929083
ランビック愛好会
https://www.facebook.com/groups/672595961169437

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