「横浜ビール」「横浜ベイブルーイング」「里武士 馬車道」×『CMWC 2023 Yokohama』コラボ!世界的なサイクルメッセンジャーのフェス9/20-25開催中
クラフトビールメーカー「横浜ビール」「横浜ベイブルーイング」「里武士 馬車道」は、2023年9月20日(水)〜25日(月)の6日間『CMWC(Cycle Messenger World championships/サイクルメッセンジャー世界選手権)』が横浜にて開催されることを記念し、“大会公式オリジナルビール”を9月初めより発売中。各社施設においても関連イベントなどを行い、フェスを大いに盛り上げます!
今イベントには、国内外からの“自転車乗り”が集まるのみならず、誰でも楽しめる参加型イベント・マーケット等の企画が盛り沢山!「歴史ある国際的港町ヨコハマ」が、熱気溢れる「インターナショナルタウンYOKOHAMA」となるこの期間。ぜひ限定ビールと共に、わくわくとしたお祭り気分を味わってみてはいかがでしょうか。
目次
『CMWC(サイクル・メッセンジャー・ワールド・チャンピオンシップ)』とは
世界中の都市を自転車で駆け巡り、最速のデリバリー(配達)を行う“メッセンジャー(大切なメッセージを運ぶ人)”たち。
その世界大会&フェスティバルが『CMWC(Cycle Messenger World championships/サイクルメッセンジャー世界選手権)』(以下CMWC 2023)です。
世界約40ヵ国&200都市に存在するメッセンジャーや、自転車乗りが集結するフェスの初回は、1993年ドイツ・ベルリンにて開催され、その後各国各都市で順に行われてきました。
2009年の東京開催に続き、日本で2回目となる横浜開催の今年は、記念すべき大会30周年に当たるのだそう。
大会競技が行われるメイン会場は、スポーツ&エンタメの聖地「横浜日産スタジアム」。さらには横浜市内人気観光スポットにてアートショー、キッズスクール、パーティ、フード&マーケットなどの連動イベントが開催され、街全体において誰でもが楽しめる企画が目白押しです。
大会ビールを先行発売中の「横浜ビール」「横浜ベイブルーイング」「里武士 馬車道」各施設でも、ウェルカムパーティやラベルアートに関連したイベント等が予定されています。
※イベントスケジュール詳細:https://cmwc2023.jpbma.org/schedule/
「国内外の“メッセンジャー”たち」を横浜ブルワリーが応援!
「メッセンジャーって?ネット上でメッセージをやりとりするツールじゃないの?」
最近はそう思う方が多い様ですが ……
今回の主役は「人」、“職業:メッセンジャー”として活躍している方たちです。
2023年現在、ビジネスで使用する書類データはデジタル化が進んでいます。
それでも地域や状況に寄って「手に取れる書類」等が必要な場面が、少なからず今も存在します。そんな「配達の注文」を受けたら、頭をフル回転し全身を使って「最速で目的のオフィスにモノを運ぶ」役割を担う“メッセンジャー”。
停電にも渋滞にも強い「自転車」で、街中の最短距離・道順を選び「必要なもの」を手元に届けてくれるメッセンジャーは心強い存在。そして実はかなりのスキルが必要な仕事なのです。
そのスキルを活かし「配達スピード」を競う「デリバリーレース」が今フェスの目玉。参加者はなんと500人を予定しているそう!横浜を自転車で駆け巡る彼らの姿を想像するだけでも、なんともエキサイティング……
実は、昨年度の世界大会優勝者は横浜で活躍中のメッセンジャー「ちかっぱ」さん!今回の大会のスタッフでもある彼は自ら連覇なるのか?気になるところです。
横浜のメッセンジャーカンパニー「Courio-City(クリオシティ)」に所属し、6年という歳月を大会招致にかけてきた、ヤナケンさんを始めとするメッセンジャー5人に筆者がお会いしたのは、9月1日。今週末の歓迎会場ともなる横浜マリンタワーにて行われた、CMWC 2023記者発表にて。
それは「仕事後のビールが大好きなメッセンジャーたち」と「横浜のビールカルチャー」の繋がりの深さを感じる時間であり、横浜3社のブルワー達の心あたたまる応援メッセージをもその際に伺いました。大会公式ビールの紹介と共に、その言葉を次の章でお伝えします。
「横浜ビール」「横浜ベイブルーイング」「里武士」各醸造所のビール紹介
横浜は日本におけるビール発祥の地、又クラフトビールの醸造所が日本一密集する街。そんな街のブルワリーの個性を活かし、心を込めて造られたビールが世界のメッセンジャーへとエールを送ります!
ラベルアートも全て「横浜・自転車に関連するアーティストたちの作品」である大会公式クラフトビールは、CMWC 2023会場だけでなく、各ブルワリー店舗などで購入可能です。
【横浜ビール】『CMWC2023 Yokohama Messenger Yell – Sour Ale-』
来年で25周年を迎えるローカルカンパニー「横浜ビール」井田ブルワーが醸したのは、柔らかな酸味が身体に染みる「世界のメッセンジャーにエールを贈るサワーエール」。
「暑い日も雨の日も自転車で配送を担う皆さんの、仕事終わりに飲めば疲れが取れ、エネルギーをチャージ出来る“エナジードリンク”のようなビールを目指しました。フィリーサワー酵母で麦汁を発酵して爽やかな酸味を引き出し、更にレモン・ベルガモットを加え、柑橘由来のアロマ、フレーバーで喉も心も渇きを癒して頂けるサワーエールです」
🍺『CMWC2023 Yokohama Messenger Yell – Sour Ale-』
ABV:5.0% / IBU:5
販売元:横浜ビール http://www.yokohamabeer.com/
販売情報:横浜ビール「驛の食卓」にて発売中
コラボ アーティスト:KensukeTakahashi
横浜出身在住ペインター・壁画家として横浜を拠点に活躍中。横浜を歩けば作品がそこかしこに。https://www.garden-grove.biz/kensuketakahashi
【横浜ベイブルーイング】『W/Rush(ダブルラッシュ)』
元メッセンジャーであり現在も自転車をこよなく愛するオーナーブルワー、鈴木さんが造ったのはIPA。
もともと、サイクルメッセンジャーとして働いていたブルワー鈴木さんは、ビール醸造の仕事についてから今大会のスタッフメンバー達と特に仲良くなっていったのだとか。
「世界中のメッセンジャーに一番飲まれているスタイルビールのIPAに、柚子果汁を加えて日本らしさを表現しました。強い苦味とフルーティーさで、リフレッシュしてほしい。自転車競技が終わった後に、まず飲んでもらいたい1杯です!」
🍺『W/Rush(ダブルラッシュ)』
ABV:6.5% / IBU:44
販売元:「横浜ベイブルーイング」https://www.yokohamabaybrewing.jp/
販売情報:直営店店頭とBASE通販サイトにて発売中
コラボ アーティスト :rinne (リンネ)
rinneは全ての自転車を愛するヒゲのキャラクター「アンクル・リンネ」、そして作者名。世界中に知られる「自転車アーティスト」。https://rinne.monstera.jp/
【里武士 馬車道】『BROOKLYN BLACK STOUT』
メッセンジャーの本場ニューヨークにて、90年代~00年代に活躍したメッセンジャーが愛した黒ビールをイメージ、米国出身ブルワーのマックさんが醸したスタウト。
80年代、インターネットが世界を覆い尽くす前は、電話とFAXが情報伝達の主流。それでも大都市は今と変わらないスピード感で活動しており、写真・重要書類・フロッピー・CD・小切手などの小包を即日配達するために、ニューヨークやロンドンなど一極集中型の都市ではメッセンジャー(自転車便)が発達したそう。
その本場はニューヨークで90年代-00年代に活躍したメッセンジャー兼写真家の故Eddie Williams(エディ・ウィリアムス)が愛した黒ビールとブルックリンの街のイメージそのものを醸したビール。
「日本にも浸透が進むサーフカルチャーのように、自転車カルチャーも作りたいとずっと思っていました。その想いが実を結んだようなイベントのビールを醸造出来て『やってて良かった!!』と、とても嬉しく思っています。イベント期間9/20-24には、クイーンズスクエア/みなとみらいギャラリーにて『Bike Messengers Life:NEW YORK CITY/Eddie Williams写真展』も開催しています。是非お近くの方は足を運んでみてください」
🍺『BROOKLYN BLACK STOUT』
ABV:5.0%
販売元:「里武士 馬車道」 http://libushi.com/bashamichi/
販売情報:『里武士・馬車道』にて発売中
コラボ アーティスト :タリア・レンバート(Taliah Lempert)
ブルックリン在住のアーティスト。25年以上にわたり主に自転車を題材とした作品を描き続け、有名サイクリストたちの自転車を描いた作品は世界中から高い評価を得ている。https://www.bicyclepaintings.com/
『CMWC 2023 Yokohama』開催概要
名称:CMWC 2023 Yokohama (CMWC=Cycle Messenger World Championships)
日程:2023年9月20日(水) ~ 9月25日(月)
場所:日産スタジアム(横浜国際総合競技場)&横浜各所
開催内容:横浜名所におけるレース・アートショー・マーケット・パーティー等
主催:CMWC 2023 Yokohama実行委員会
HP :https://cmwc2023.com
「CMWC 2023記者発表」でメッセンジャーの皆さんがお話されていた言葉を、以下にご紹介します。
「この大会は速さを競うとはいえ、他のスポーツ大会のように勝ち負けだけにこだわない。優勝した人をみんなでたたえあう、暖かさを感じられるイベントです」
「世界のメッセンジャーが達が、1年に1度お互いをねぎらう、特別な気持ちを交換するような催しでもあります」
「カッコイイとエコロジーが共存できることを体現できたらと思っています」
「自転車の“移動動手段”だけではない楽しみや、活用する暮らしを提案し“笑顔溢れる持続可能なまちづくり”にも貢献したい」
ぜひスペシャルなビールを飲みながら、素敵な自転車カルチャーを横浜で体感してみては?
実際にそれを、味わい目撃することが待ち遠しくてたまらない筆者です。
※ 画像提供:CMWC 2023(1.2.6.7.8.9枚目)
※ 3.4.5枚目は筆者撮影
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。