【季節のお菓子とビールで愉しむ】10月 QQボールハロウィン風
ビール好きの皆さま、10月31日はハロウィンですね。
日本でもすっかりイベントとして定着した感がありますが、発祥はアイルランドで、古代ケルトで行われていたサウィン祭が起源と言われています。
ケルトの暦では10月31日は夏の終わりであり、1年の終わりとされ、生者と死者の世界の境界線が曖昧になる日と信じられていました。そのため悪霊に連れていかれないようお化けなどの仮装を行うのだそうです。
ハロウィンのイメージカラーのオレンジと紫でコロンと可愛くできあがるQQボールを作ってみませんか。レシピとともにペアリングをご紹介します。
目次
10月のお菓子:QQボール
QQボールとは
QQとは台湾でもちもちとした食感を表現する時に使う言葉です。以前タピオカミルクティーが流行した時に「QQミルクティー」とも言われていたことをご存知の方もいらっしゃると思います。
QQボールはさつまいもで作るドーナツのことで、台湾夜市の定番スイーツです。現地では「地瓜球」と言われることが多いようです。
ハロウィンパーティの軽いスナックとして、秋の日のおやつとして、ぜひお試しください。
材料 32個分(オレンジ16個+紫16個)
さつまいもオレンジ・紫の2色各150g だんご粉各75g 砂糖各30g 揚げ油適宜
作り方
- さつまいもを柔らかくなるまで加熱する。
今回私は水っぽくなるのを避けるためにオープンで焼き芋にしました。濡らした新聞紙・アルミホイルの順に全体を包み、160℃のオーブンで60分ほど焼き、粗熱が取れるまでそのまま置きます。 - 熱が完全に冷める前にボウルに入れ、だんご粉、砂糖を混ぜ潰す。
- まとまりにくい場合は少しずつ水を加え、耳たぶと同じくらいの柔らかさになるまでこねる。
- もう1色のさつまいもも同様にし、それぞれ直径2cm、長さ20cmくらいの円柱状2本にまとめる。
余った生地はラップに包んで冷凍可能です。 - 1本を8等分し、だんご状に丸めていく
- 鍋にサラダ油などの揚げ油を適量入れだんごを並べてから火をつける。最初は低温で揚げはじめるのがこつ。
- 色鮮やかになってきたら火を強め、さらに膨らませる。
- 揚がったらキッチンペーパーで油を切ってから盛り付ける。
- できあがり。
ペアリング
ほんのり甘くて、ついつい食べ続けてしまうお菓子ができました。さて、どんなビールと合わせましょうか。
COEDO 紅赤-Beniaka-
まずは素材で合わせる、でさつまいもから作られている紅赤とペアリングしてみました。
ビール自体にも香ばしい甘さを感じますが、油けのあるQQボールと合わせるとそれが倍増すると感じます。
お好みですが、QQボールに軽く塩をふるとさらにマッチすると思いました。
パーフェクトサントリービール<黒>
日々摂取する糖質量を気にされている方も多いことと思います。QQボールの素材のさつまいもに糖質が多いので、合わせるビールは糖質0のものにするのはいかがでしょうか。
パーフェクトサントリービール<黒>はこくがありながらあっさりとした味わいで、甘いQQボールをさっと流し込んでくれるような好相性でした。
ハロウィンの夜ふけを過ごすのにとても良い組み合わせだと思います。
いかがでしたでしょうか?それではみなさま、よきビールライフをお過ごしください!
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。