[コラム,新商品情報]2023.11.1

ベルギービールの新製品を飲んでみた。(その3)

はじめに

今回もベルギービールJapanで新製品を購入しました。
今回購入したのはアデラルデュス・ダブルとアデラルデュス・トリプルの2種類です。
このビールはデ・ランケ醸造所のビンク (Bink) と言うブランドで販売されています。
ビンク (Bink) とはベルギーリンブルグ州にある、「シント・トゥレイデンの男」という意味で、日本で言う、「江戸っ子」のような意味合いです。

デ・ランケ醸造所

デ・ランケ醸造所はケルコム醸造所から2022年8月から醸造を委託される様になりました。先のビンク (Bink) のブランドはケルコム醸造所から引き継いだブランドです。

アデラルデュス・ダブル

色は、赤みのある濃いブラウンです。
香りは、カラメル、黒砂糖のような濃密な香りとオレンジのような柑橘系の香りがあります。
味はやわらかな甘味とやわらかい酸味を感じることができます。
後にハーブの心地よいフレーヴァーを感じます。

アデラルデュス・ダブル

アデラルデュス・トリプル

色は、オレンジがかった、にごりのあるアンバーです。
泡立ち、泡持ちともにとても良いです。
香りは、オレンジ、バナナのようなフルーティーな香り、はちみつやカラメルなど甘さを感じさせる香りが感じられます。
味は、オレンジのような柑橘のフレーバーをともなった、甘み、酸味、苦味のバランス良い味わいで、やがて強い苦味に変わり、アルコール感を感じとても豊かな味わいです。

アデラルデュス・トリプル

さいごに

次回は(その4)はビール5種類を紹介したいとおもいます。

参考文献および引用サイト
ベルギービールJapan

前回はこちら
ベルギービールの新製品を飲んでみた(その2)

 

アデラルデュス・ダブルアデラルデュス・トリプルデ・ランケ醸造所ベルギービール

※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

(一社)日本ビアジャーナリスト協会 発信メディア一覧

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この記事を書いたひと

もりあき(モリテツアキ)

ビアジャーナリスト/ベルギービール・プロフェッショナル

1968年1月福島県で生まれ現在北海道余市郡に在住。ロシア人と国際結婚(妻は現在帰化)。
佛教大学卒業後社会福祉士の資格を取り地元の特別養護老人ホームの管理者を行いながら実家の事業の1つである農業を手伝っている。
ビールはベルギービールを飲むのが主で、たまに道内のクラフトビールやエビスビールを飲む。特にベルギービールは専用グラスで飲むようにしている。
現在の活動は、Facebookで北海道ベルギービール愛好会の立ち上げ、道内でベルギービールが飲める飲食店や購入できるお店や自分の飲んだビールの紹介をしている。
又、産物のハネ品(サクランボ等)からビールを作るプロジェクトを2020年立ち上げ、ハネ品(規格外、交配用、完熟、微量な傷等)を対象にビールの副原料として使い数年かけて検証していく。
今後の取り組みとして現在の活動の他、ベルギービール(道内のクラフトビールを含む)の紹介や考察を書いていきたい。
また、2022年11月23日にベルギービールのランビックビールに特化したフェイスブックを立ち上げた。これは、自身の勉強と今後1つのビールスタイルに愛着を持つ者同士のグループができるとの予測から取り組んでみたいと感じたからである。

北海道ベルギービール愛好会
https://www.facebook.com/groups/1586818794929083
ランビック愛好会
https://www.facebook.com/groups/672595961169437

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