シャトー・メルシャン勝沼ワイナリーと協業した「Far Yeast Grapevine 2023」が数量限定発売開始!
Far Yeast Brewingが、2021年よりシャ トー・メルシャン 勝沼ワイナリーと協業して、摘房されたワイン用ぶどうを使用して醸造している「Far Yeast Grapevine」。今年も11月7日より数量限定で発売を開始しました。
目次
シャトー・メルシャン勝沼ワイナリーとは
1877年(明治10年)に日本で最初の⺠間ワイナリーとして創業した大日本山梨葡萄酒会社を源流とするワイナリー。シャトー・メルシャンは、山梨県と長野県に3つのワイナリーがありますが、勝沼ワイナリーは全体の8割以上の生産量を生み出しています。
「日本を世界の銘醸地に」。日本ワインが、日本と世界中の人たちに愛されて親しまれる日が来るように、シャトー・メルシャンは日本の自然、文化、感性を継承し、人々の喜びへと 進化させています。
土に還る運命だったぶどう約600kgを活用
ワイン用のぶどうの栽培では、果実1つ1つに栄養が行き渡り凝縮感のあるおいしいぶどうに育つよう、栽培の過程で房を間引く摘房が行われます。
通常、摘房したぶどうは、糖度が低くワイン醸造には適さないため土へと還されます。しかし、ビールにするには十分な糖度があります。Far Yeast Brewingでは、これらを活用することで食品ロス削減と香り豊かなビールへの再生を実現させています。
8月下旬には、Far Yeast Brewingのスタッフも「シャトー・メルシャン 鴨居寺ヴィンヤード」のぶどう畑を訪れて摘房作業を行いました。今回は、買い受けた約600kgの摘房果実を使用して、3000Lの製品を醸造しました。
今年はぶどうの香りを引き出したジューシーIPA
毎年、「Far Yeast Grapevine」はビアスタイルを変更して造っています。今年は山梨ならではの白ワイン品種「甲州」と、赤ワイン品種「シラー」の2種類のぶどうを使用し、白ワインのような香りが特徴のホップ「ネルソンソーヴィン」を合わせることで、より芳醇なぶどうの香りが楽しめるジューシーIPAです。
色は、美しい⻩金色の外観で、香気成分チオールがしっかり活かされた芳香が魅力です。果実とネルソンソーヴィンホップによる白葡萄のようなアロマと、摘房ぶどうの⻘々しさの残るフレーバーが感じられる不思議な味わいが楽しめると言います。
テイスティング&ペアリングチャレンジ
テイスティングレポート
色は、紹介にあったように透明感のある輝かしい黄金色。グラスからは、ジューシーIPAらしいトロピカルフルーツを思わせるアロマが華やかに香ってきます。
飲み口はすっきりとしていてドライ。口に含むと甘味を感じた後に酸味、そして、フィニッシュの苦味とフレーバーが続いていきます。苦味は、ぶどうの皮のようなフレーバーです。
ペアリングチャレンジ シャインマスカット
シャインマスカットを食べた後に口の中で合わさると調和されて、よりビールがドライに感じます。逆にビールを飲んだ後に合わせるとシャインマスカットの甘味を強く感じました。
「Far Yeast Grapevine 2023」は、Far Yeast Brewing 公式ウェブストアやビアバー、飲食店、 酒販店で購入・飲むことができます。気になる方、飲んでみてください。
Far Yeast Grapevine 2023商品概要
品目:発泡酒(⻨芽使用率:50%以上)
原材料:⻨芽(外国製造)、ぶどう(山梨県甲州市産)、オーツ⻨、ホップ
アルコール度:6.5%
IBU:20
スタイル : Juicy IPA
仕様:350ml缶
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。