[テイスティング]2013.4.16

瓶内熟成2年半「バーレイ&ウィート・ワイン2011」がセゾン、アビー・スタイルのように成長中

2011年に藤原ヒロユキ×常陸野ネストビール×アウグスビールのコラボで造られた「バーレイ&ウィート・ワイン2011」が4/5(金)~7(日)に横浜大さん橋でおこなわれた「ジャパン・ブルワーズカップ&フェスティバル」でアウグスビール・ブースで販売された。
少量しか用意されていなかったため、赤白ともに6日(土)には完売してしまったが、驚くほどのコンディションであった。

このビールは、瓶詰めされる際に酵母と糖を加え、瓶内で二次発酵・熟成をおこなう「ボトル・コンディション・スタイル」のビールなのだが、2011年の瓶詰から2年半の年月がたち、今まさに素晴らしい状態に育っている。

赤も白も瓶内発酵・熟成の為にベルギー酵母が使用されていて、白はまさに“酸味が心地よいセゾン・スタイル”、赤は“複雑なフレーバーのアビースタイル”といった味わいに成長している。

なお、「バーレイ&ウィート・ワイン2011」は13~16℃の環境に置けばさらに熟成を重ねることも出来るビールなので(賞味期限は2021年)購入後に自ら育てることも出来る。数本買って毎年あけていくのもおつな楽しみ方である。

「バーレイ&ウィート・ワイン2011」は「クラフト・リカーズ」のオンラインショップで買うことが出来る。

「バーレイ&ウィート・ワイン2011・白 オンラインショップページ」

「バーレイ&ウィート・ワイン2011・赤オンラインショップページ」

「バーレイ&ウィート・ワイン2011関連記事:1」

「バーレイ&ウィート・ワイン2011関連記事:2」

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この記事を書いたひと

藤原 ヒロユキ

ビール評論家・イラストレーター

ビアジャーナリスト・ビール評論家・イラストレーター

1958年、大阪生まれ。大阪教育大学卒業後、中学教員を経てフリーのイラストレーターに。ビールを中心とした食文化に造詣が深く、一般社団法人日本ビアジャーナリスト協会代表として各種メディアで活躍中。ビールに関する各種資格を取得、国際ビアジャッジとしてワールドビアカップ、グレートアメリカンビアフェスティバル、チェコ・ターボルビアフェスなどの審査員も務める。ビアジャーナリストアカデミー学長。著書「知識ゼロからのビール入門」(幻冬舎刊)は台湾でも翻訳・出版されたベストセラー。近著「BEER HAND BOOK」(ステレオサウンド刊)、「ビールはゆっくり飲みなさい」(日経出版社)が大好評発売中。

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