[新商品情報]2023.11.15

SPRING VALLEY JAPAN ALE<香>は素晴らしいホップの香り!【JBJA Channel】

ビールに愛された皆さまへ!

SPRING VALLEY JAPAN ALE<香>は、もう飲みましたか?こちらの商品は、ホップの香りを存分に活かした、香り高いビールです。

名に〈香〉を冠するだけありますね。

SPRING VALLEY JAPAN ALE<香>新発売

SPRING VALLEY JAPAN ALE<香>は、2023年10月24日(火)より全国で缶商品が発売されました。(タップマルシェ・ホームタップではそれより少し前から発売されています)

SPRING VALLEYのブランドでは、3商品目の定番銘柄となります。

現行で発売されている二銘柄は、2021年3月23日に発売されたSPRING VALLEY 豊潤<496>では飲みごたえのあるどっしりした味わいで、強烈なボディブローで市場を驚かせました。続く2022年9月13日に第二弾としてSPRING VALLEY シルクエール<白>では、小麦を使ったきめ細やかな泡と華やかな香りという、対照的な魅力を打ち出してきました。

ビールの魅力の変遷

ビールの魅力とは。「喉を通り過ぎるときの爽快感」「麦のあじわいとコク」「爽やかな苦み」「ホップの香り」と、いろいろ上げられると思います。

1980年代には、アサヒスーパードライが発売されるやいなや大ブームとなり、アサヒビール以外の大手メーカーもこぞって「ドライ感」がすぐれた、キレのある味わいを求めて商品を売り出す「ドライ戦争」が起こりました。(アサヒスーパードライが一人勝ちをする形で終焉を迎えました)

それから時が流れても、アサヒスーパードライの魅力は褪せることなく愛されていますが、2022年に味わいのリニューアルがありました

「のどごし」「キレ」に全振りしていたと言ってもいいスーパードライですら、“ほのかなホップの香り”を新たに付与しなければならないほどに、飲み手(消費者)の求めるものが変わってきているといえます。

クラフトビールの認知度も急上昇

1994年の小規模醸造解禁の法改正以降、地ビール・マイクロブルワリーといった小規模醸造で作られるビールが全国で作られるようになりました。(それ以前は、年間2000KL以上の醸造量が見込めないと、ビールの醸造が許されなかったのです。膨大な量ゆえに一からの新規参入は実質無理だったのです。)

クラフトビールは、大手メーカーが突き進んできた「ピルスナー一択」を超えて、ビールの多様化を提示し続けてきました。「とりあえず生中」の世界から、一歩外へ。コクと甘みがじっくり楽しめる黒ビール、まろやかで香り高い白ビール、強い苦みと香りの高いIPA、季節や地域の果物を活かしたフルーツビールなど、私たちが飲むビールの選択肢が広がりました。そして今も広がり続けています。まるでビッグバン以降の宇宙のようです。

それからはや29年。今日ではクラフトビールという大手メーカー以外のビールもあるということを、たくさんの人が認知するようになってきました。

そうして2021年、キリンビールがSPRING VALLEY 豊潤<496>を売り出す際に、コマーシャルで国民的大人気大女優を起用し、「クラフト」を全面に出したビールが全国津々浦々のスーパーやコンビニエンスストアに並ぶようなマーケティングで、それまでクラフトビールになじみがなかった層にまで強く響くような、インパクトを与えてくれました。

SPRING VALLEY(スプリングバレー) (springvalleybrewery.jp)

SPRING VALLEY JAPAN ALE<香>を味わってみました

キリンビールのブランドの説明では、以下のように述べられています。

本商品は、爽やかな柑橘のような香りが特長のビールで、海外産ホップに加え、当社が品種開発した2種の日本産ホップ「MURAKAMI SEVEN(ムラカミセブン)」、「IBUKI(イブキ)」を一部使用しています。日本産ホップならではの個性豊かな香りが実現した、香り高く飲みやすいおいしさをお楽しみいただけます。

また、本商品の発売により、農家の後継者不足などによる日本産ホップの収量減という社会課題に対しても、日本産ホップを使用したビールのおいしさをお客様に伝えていくことで、持続可能なホップ生産地の確立に貢献していくことを目指します。

日本産のホップをイチ推しすることで、ホップ農家についてまで言及しています。これは、本当に素晴らしい取り組みだと思います。

素晴らしいのはコンセプトだけではありません。もちろん、ビールの味わい・香りも素晴らしいものでした。

MURAKAMI SEVENは収穫量の少ない希少なホップで、いちじくやみかん、マスカットのようなユニークで爽やかな香りが特長と言われています。グラスの内側に漂う香りをとらえようとすると、まず柑橘のような香りがして、その中にいちじくやマスカットをふんわりと感じ取ることができます。キリンビールが研究を重ねてきたディップホップ製法により、香りがより際立っているのです。

これが、スーパーやコンビニで、この価格帯で手に入れられるとは(希望小売価格:350ml缶:242円、500ml缶:321円 税抜き)、ありがたい時代に生きていることに心から感謝してしまいますね!

可愛いブルーグリーンの色合いの缶のデザインも、さわやかで素敵です。見つけらたら、是非手に取ってみてください。

 

SPRING VALLEY(スプリングバレー) (springvalleybrewery.jp)

 

※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

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この記事を書いたひと

MJ

ビアジャーナリスト/Youtube JBJA Channelプロデューサー

ビールと昆虫とリコーダーと天然石が大好きです。JBJAではイベントサポートやBJAチューターも楽しんで取り組んでおります。人に寄り添う記事作成を心がけ、JBJA公式動画サイトJBJAchannelではMCを担当しております。
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