飲む順番ービールの種類
生まれて初めて寿司屋のカウンターに座ったのは
23,4歳頃だっただろうか。
何か頼んでいいやら戸惑ったし緊張した。
自分にレギュレーションというか尺度というか
いわゆる「型」みたいなものがなかったから。
今なら、まずは貝と光り物、次に赤身と鯛とか
まあ自分なりに心地よい順番がある程度固まっていて
あとはその時のお腹の調子、相手などの状況で若干アレンジ。
よく、マニュアル本に「まずは玉子から」とかあるが
僕はほとんど気にせずあくまで自己流。
これと同じことがビールでもありますね。
そもそも昔は、日本のビールは銘柄=メーカー名
というテイだったので、お店では選ぶも何も、
いったんビールにしたらずっと同じもの。
それはそれでおいしかったけど、
世の中においしいビールがたくさん流通し始めると
家でも店でも、一回に飲む時、極力いろいろな銘柄を飲むようになった。
もちろん、ベルギービールとの出会いが大きいのだが。
今では、家に買って帰る時は、違う種類のものを1本づつ何本か買う。
この時は、よりライトボディなものを先に。
これ、スタンダードでしょう。
しかし、初めて飲む銘柄の場合は、最初に飲む。
味がはっきりわかるので。
お店では、何がおいてあるかをまず俯瞰して考え、
その日に飲むであろう本数(杯数)を想定。
そしてたとえば5本(杯)はいくなと思ったら
似た味が続かないように、ジグザグなイメージで頼んでいきます。
基本は、なんとなくライト系からフル系へ。
ベルギービールだと一概にそうでもないかな。
50歳近くになって、最後は再びライトなもので締めることが多くなった。
まさか、ベルギービール屋で、
オルヴァルだけ5本飲んで帰る人はいないと思うが(笑)
やはりバリエーションを楽しむのが
いけてる大人のビールライフだと思うのです。
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