ベルギービールの新製品を飲んでみた。(その8)
はじめに
今回は、ベルギービールJapanで購入したランビックビール2種類を紹介します。
2種類共にケステモント 醸造所のランビックビールです。
1つは「ケステモント・オード グーズ」です。
もう1つは「ケステモント・グリーン グレープ」です。
ケステモント 醸造所
ここの醸造所につきましては、「ベルギービールの新製品を飲んでみた。(その2)」 を参照願います。
この醸造所のビールは、大変厳しい基準を持つことで知られるベルギーの有機製品認証機関、セルティシス(Certisys)の認証を受けています。
ケステモント・オード グーズ
ラベルにはうさぎが描かれていますが、カール5世がこの地域(ディルベーク地方)の人たちのことを、「うさぎを食べる人」と呼んだことにちなんでいます。
色はオレンジがかった、にごりのあるゴールドです。
香りはレモンやグレープフルーツのような柑橘系の香りやりんご、白桃、のようなフルーティーな香りと白ワインのような香りが感じられます。
味は、レモンの様な酸味と苦味がバランスよく広がり、あとに心地よい苦味が長く続きます。
ケステモント・グリーン グレープ
イタリア産の白ぶどうをふんだんに使ったフルーツランビックでランビック 1 リットルあたり、約400グラムの白ぶどうを漬け込んでいます。
4ヶ月発酵させた後、瓶内二次発酵を行います。炭酸が少し弱く感じました。
ぶどうにも糖分が含まれているため、酸味は他のほとんどのランビックよりも控えめです。
色はオレンジがかった、ほのかに霞がかったイエローです。
香りは、白ぶどうの香り、柑橘系の香り、白桃の様なフルーティーな香り、ランビックビール特有な干し草やオークの香りも感じられます。
味は、白ぶどうのフレーバーをともなった、やわらかな酸味とほのかな苦味が心地よく広がります。
まるで白ワインのようなやさしい味わいのランビックびーるであとに、白ぶどうを思わせる心地よい酸味が続きます。
さいごに
今回は、ベルギービールJapanで購入したランビックビール2種類を紹介しました。
次回の「ベルギービールの新製品を飲んでみた。(その9)」は、友人から頂いたビール2本を紹介します。
参考文献および引用サイト
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