チーかまペアリング選手権!高級なビールと合わせてみたら【JBJA Channel】
ビールに愛された皆さまへ
今日公開のJBJAChannelは、「チーかまペアリング選手権」です。丸善のチーかまⓇはお手軽に食べられるオツマミとして、とても優れているということは、前回のドイツビールとのペアリングで証明されておりました。
チーかまⓇは株式会社丸善の商標登録商品です。
「チーかま」誕生秘話 – 株式会社 丸善 (mrz.co.jp)
こちらの誕生秘話も興味深いです!
目次
どんなビールでも合うのか?それとも合わないのか確かめたい!
チーかまは、日本で一般的に手に入りやすい、ピルスナータイプのビールであれば、どんなものでもピッタリおいしくペアリングが楽しめそうなことは分かっていたので、今回はこちらのビールを用意してみました。
Miyama Blonde 志賀高原ビール
文化ニ年(1805年)創業の玉村本店という、日本酒の酒蔵が母体となっています。ビールの醸造は2004年からです。志賀高原という水のきれいな寒冷な土地という日本酒に適した土地で妥協無く酒づくりをしてきた玉村本店が作り出す「志賀高原ビール」「山伏」などの小規模醸造によるビールは、一切の妥協無く、全国トップクラスの品質を誇るクラフトビールです。
Miyama Blonde(ミヤマブロンド)はベルギーのセゾンスタイルを踏襲した「ジャパニーズ・セゾン」というビアスタイル。すっきりとした飲み口ながらも深い味わいがあり、ホップの香りや苦みが程よく感じられます。アルコール度数は6.5%と、一般的なピルスナータイプより少し高めです。
玉村本店公式サイト玉村本店 (tamamura-honten.co.jp)
シメイ・ブルー スクールモン修道院
ベルギービールの至宝、トラピストビールの筆頭といってもいい、CHIMAY(シメイ)の青いラベルのシメイ・ブルー。もともとはクリスマスビールとして醸造されましたが、人気があり年中飲めるようになっています。
ダークカラーのビールからは、ドライフルーツや柑橘などの濃厚な香りが立ち上り、ボディ感のある9.0%とアルコール度数も高く、飲みごたえがあります。
シメイの公式サイト Bienvenue sur le site des Bières et Fromages de Chimay
チーかまとのペアリングの行方は
いずれも個性的な2種の銘柄を揃えましたが、ビールはもともと西洋で生まれたアルコールなので、やはりチーズと合うのは運命というか仕方のないことかもしれません。
しかし、かまぼこは違います。純・日本の食べ物です。スタイルや風味によっては合わないということも有り得ます。チーかまの瑞々しいかまぼこの風味と食感、程よく混ぜ込まれたチーズのコクと風味があわさると、どうしてもに似合ってしまうのです。
チーズによって和睦が結ばれた
「おかしい・・・こんなに合うとは・・・」
前回、ドイツビールとのペアリングが思った以上にハマり、ビールとチーかまの組み合わせ最高!と安易に迎合してしまったように思えたので、
ちゃんと合うビール・合わないビールを選ぼうね
という出来上がった結論に向かって企画をスタートさせたはずなのに、濃厚で特徴的な2銘柄のビール(シメイブルー・Miyama Blonde)がチーかまにマッチしていることに驚きを隠せませんでした。
やはり、絶妙な分量によってブレンドされたかまぼこの中のチーズが、ビールとの橋渡しをしてしっかりとペアリングを完成させたのです。
素敵なペアリングを見せてくれたチーかま達
今回は、株式会社丸善のチーかまを取り上げておりますが、チーかまにも種類があります。
こちらは一番ノーマルなチーかまです。一番よく見かける商品ではないでしょうか。
一方、プレミアムなパッケージのこちらは、別撰素材チーかまゴールドです。なんとチーズの分量が10%も入っているというリッチな味わい。
どうせ合わないに決まっている。そんな決めつけはよくありません。試してみれば、新しいおいしい世界がまた広がることもあります。
皆さまも、是非いろいろなスタイルのビールとチーかまのペアリングを試してみてください。もし、グッとくる組み合わせがあったら。教えてくださいね。
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