ビアレポート(1)――ブランシュ・エルミン(Blanche Hermine)
ビアジャーナリストアカデミー1期生の富江弘幸です。
先日のコラムに続き、ビアレポートも随時書いていきたいと思います。
今回はフランスの「ブランシュ・エルミン(Blanche Hermine)」をご紹介します。
ビールよりワインのイメージが強いフランス。そんなフランスのビールといえば「クローネンブルグ」を思い浮かべる方が多いと思います。しかし、それ以外の銘柄を知っている人はあまり多くないのではないでしょうか。
この「ブランシュ・エルミン」を醸造しているのは、ブルターニュにあるランスロット醸造所(La Brasserie Lancelot)。同醸造所のウェブサイトを見ると、「ブランシュ・エルミン」以外にも10種類以上のビールを造っているようです(フランス語表記しかないので読むのに苦労します…)。
なお、フランス語でブランシュは「白」、エルミンは「オコジョ」という意味。オコジョは冬になると全身が真っ白な冬毛に変わります。「ブランシュ・エルミン」も、ラベルに描かれたオコジョのように泡が真っ白。
口に含むとかすかな酸味とコリアンダーの風味が感じられ、すっきりした味わい。ラベル下部に「bière de froment(小麦のビール)」と書いてあるように、小麦を使用しています。小麦とコリアンダー以外には、大麦麦芽とホップのほか、オレンジピールも使用。アルコール度数は4%と低めで、暖かくなってきたこの時期にはぴったりのビールかもしれません。
見かけたらぜひ飲んでみてください。
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