岩手県盛岡市のベアレン醸造所（以下、ベアレン）は、
本場ドイツから移設した100年以上前の仕込み釜を使用し、
ヨーロッパの伝統的なビール文化を尊重した本格的なビールを醸造しています。

そんなベアレンの缶ビール「ザ・デイ」が発売されたのは 2019 年のこと。
6年目を迎える今年、初めてリニューアルされパッケージも一新。
「ベアレンビール　ザ・デイ　TG ピルスナー」
「ベアレンビール　ザ・デイ　N クラシック」
として 4月17日（水）より販売を開始しました。

新しくなった「ベアレンビール　ザ・デイ」の特徴

リニューアルされた「ザ・デイ」の特徴とテイスティングの感想をご紹介します。

ベアレンビール　ザ・デイ　TG ピルスナー

昨年、ビールの本場ドイツで開催された国際コンテストで100点満点中93点の高評価をいただいた美味しさはそのままに、初のリニューアル。世界で最も消費されている伝統的なピルスナースタイルの本商品は、キリリと苦みの効いた味わいながら、のど越しよく香りの余韻も楽しめる仕上がりとなっています。
（リリース資料より抜粋）

なお、TG はトラッドゴールドの略。
こちらの商品は「ベアレンビール ザ・デイ トラッドゴールドピルスナー」の後継になります。

感想: ノーブルホップが香る、苦味が際立つピルスナー

慎ましく華やかなチェコ産ザーツホップの香り。みずみずしくクリアな口当たり。ややクリスプでドライなボディで苦味が強い。
飲んだ後に、食パンの中心を思わせる、ふくよかでほんのり甘い香りが鼻腔をくすぐる。アルコール度数は4.5%ながらとても満足感が高い。

ベアレンビール　ザ・デイ　N クラシック

『世界に伝えたい日本のクラフトビール』で初代グランプリを受賞したベアレンのフラッグシップ“クラシック”を、より気軽に親しみやすくアレンジした新商品です。かつて世界4 大ラガーのひとつと評された“ドルトムンダー”というスタイルの本商品、職人の技術と伝統製法が織りなす芸術的なコクと苦みのバランスで、飲み飽きしない本格ドイツラガーに仕上げました。
商品名に冠した“N”は、過去といま、いまと未来を繋ぐ、New/Neo、Next、Nexus、Newborn、Nostalgia など、さまざまな意味が込められています。
（リリース資料より抜粋）

感想: 濃厚でコクのある麦芽の甘みが強く感じられるラガー

カラメル方面のコクを感じる甘い香り。マイルドで滑らかな口当たり。
濃厚な穀物の甘みと、それに負けない苦味のバランスが心地よい。アルコール度数は6%で重厚な味わい。

あなたはTG派？それともN派？

「TGピルスナー」と「Nクラシック」、どちらも日本人に馴染みのある下面発酵のラガービールです。
しかし、それぞれの商品が個性的な味と香りを持っており、ラガービールの多様性を感じることができる商品です。

このクマのマークを見たら、ぜひ両方お手に取って飲み比べてみてください。
TG派、N派のどちらかである必要はありません！「どっちも派」もまた正解です。

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なお、今回のリニューアルで、従来商品の販売は終了となります。
筆者個人としては「ベアレンビール　ザ・デイ　イノベーションレッドラガー」も好きだったので非常に残念です。
また次に出会うであろう機会を楽しみにしつつ、まだ販売されているうちに楽しんでおこうと思います。

商品情報

ベアレンビール　ザ・デイ　TG ピルスナー

原材料名：麦芽（外国製造）、ホップ
スタイル：ピルスナー
アルコール分：4.5％

ベアレンビール　ザ・デイ　N クラシック

原材料名：麦芽（外国製造）、ホップ
スタイル：ドルトムンダー（エクスポート）
アルコール分：6.0％

販売場所

主な販売先：北山工場直売店、直営レストラン、岩手県内スーパー、酒販店、百貨店、県外酒販店、アンテナショップ他

オンラインショップ
・公式Webショップ: https://baeren.jp/
・楽天ショップ: https://www.rakuten.co.jp/baeren/