今年の桜の時期はあっという間に過ぎ去り、
早くも初夏を思わせる日差しの日々がやって来ました。

そして、新緑の育ち始めるこの時期になると、待ち遠しくなるビールがあります。
そのビールは、そう、「ベアレン　マイボック」です。

「ベアレン　マイボック」とは？

岩手県盛岡市のベアレン醸造所（以下、ベアレン）は、
本場ドイツから移設した100年以上前の仕込み釜を使用し、
ヨーロッパの伝統的なビール文化を尊重した本格的なビールを醸造しています。

そんなベアレンが毎年、春に販売する数量限定の長期熟成濃厚ラガー。
それが「ベアレン　マイボック」です。

「ボック」はアルコール度数がやや高く、コクのあるドイツスタイルのビール。
冬の間の熟成を経て、5月（ドイツ語で「マイ(Mai)」）に美味しくなることから、
本場ドイツでは、春の訪れを告げるビールとして親しまれています。

ベアレンの“マイボック”は、麦芽100％のベアレンビールの中でも最もアルコール分が高いビールの一つで、麦芽のコクやうまみを贅沢に感じることができます。　また、エキス分が高く、熟成期間もクラシックと比べ2倍以上タンクで寝かせて、どっしりとした味わいのビールに仕上げています。
（リリース資料より抜粋）

通常の約2倍の2ヶ月という熟成期間を経て、この高めなアルコールと濃厚な味わいが完成するのですね。

ドイツのマイボックは緑色をしたラベルが多く、春の息吹を連想させる配色になっており、
「ベアレン　マイボック」のラベルもその伝統を引き継いでいます。

今年はラベルデザインがリニューアルされ、クマはリアルに、配色はやや薄めで爽やかな緑になりました。

「ベアレン　マイボック」はどんな味？

見事に綺麗な泡立ち。しっかりとしたノーブルホップを感じられるラガーらしい香り。
口当たりは、まろやかなでみずみずしい。キャラメルコーンを思わせるコクのある甘みとそれに負けない力強い苦み。

時間が経つと、少し温まり、カラメルのような甘い香りと風味が強くなる。ゆっくり時間をかけて楽しみたい。
そんな気持ちにさせてくれる味わいです。