朝霞の農家の軒先に植えられたミカンで造られたビール あさかのきさきビア/つつうらら
ビールに愛された皆さまへ!
2024年3月30・31日と、お天気に恵まれた春の陽気の日に、埼玉県朝霞市にある黒目川桜堤では、第18回黒目川花まつりが開催されました。
そこでクラフトビールのブースも出店していたのですが、そこで飲めたビールの目玉商品の一つが、あさかのきさきビアでした。
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あさかのきさきビア
朝霞市は、埼玉県の南のエリアにあり、隣接する市町村は、東はさいたま市・北は志木市・西~南に新座市、最南端は東京都練馬区に接しています。陸上自衛隊朝霞駐屯地があるのでも知られていて、鉄道の路線は南北に走る東武東上線(朝霞駅)、東西には武蔵野線(北朝霞駅)があります。交通の便にとても恵まれています。最近は東武東上線への各会社線の乗り入れも増えて、ますます便利になっていますよね。
この朝霞市は江戸時代から、江戸にコメや野菜を送る新河岸川のおかげで農業にも適し、また前出の黒目川の豊富な水量により水車による動力が得られ、粉ひきや麦つきなども行われました。(埼玉は実はうどんも名産です)
黒目川の水車は、金属加工にも役立つことから、江戸時代から伸銅業が盛んになり、それは銅の自由化が始まり大手企業がしてくる昭和中期まで続きました。
地場に恵まれた、昔から豊かな土地だということが分かりますね。そんな朝霞の農家では、家の軒先で自家用でみかんなどの果物を植えることが多いそうです。たわわに実る、無農薬のみかんを活かして朝霞のビールを作りたいと、声が上がりました。
朝霞市でレンタルスペース・レンタルボックス「コトノハコ」の主宰・運営スタッフが中心となり、このあさかのきさきビアが企画・プロデュースされました。
信頼できるビール醸造の技術、製品化(製缶など)の腕を見込まれて、隣のさいたま市のUPB BREWERYがこのビールを造ることになりました。
農家の奥さま方が集めてくれた軒先のみかんを、朝霞の女性有志が集まり、手作業で加工していきます。果汁は低温殺菌、干した果皮も副原料として活かされました。
みかんも、さぞかしみかん冥利に尽きると思ったことでしょう!
HazyでJuicyなMikan Hazy Pale Ale
UBP BREWERYではTSUTSU URARA(つつうらら)として販売
可愛らしいイラストが缶全面に描かれた、優しいタッチのイラストが、なんとも女性らしさを感じさせます。
UBP BREWERYのオンラインサイトでは、缶の製品になったTSUTSU URARA(つつうらら)を購入することが出来ます!黒目川の花まつりで楽しんだ方も、朝霞市民でもそうでなくても、まだ楽しめるようですね。
限定醸造なので、お早目にどうぞ!
動画でも楽しくご紹介しています
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