第14回ビア検(日本ビール検定)みんなで合格を目指そう!【JBJAChannel】
ビールに愛された皆さまへ。
今日公開のJBJAChannelは、あと1か月と少しで今年の試験申し込みが始まる、ビア検(日本ビール検定)のご紹介です。
目次
ビア検(日本ビール検定)
ビア検(日本ビール検定)とは、一般社団法人 日本ビール文化研究会が主催しているビールの知識を問う検定試験です。ビール初心者から、もっと詳しくなりたいという向上心のあるビアファン、ビールにかかわるお仕事をするプロフェッショナルの方々までも対象にしています。
3級・2級から受検が可能で、トップクラスは1級を目指します。2級合格者となると、1級の受験資格が得られます。
2012年より始まったこのビア検(旧・びあけん)は、これまでの受検者数は累計約2万7千名に上ります。そして約1万5千名が、それぞれの級での合格を喜びました。せっかく受検するのですから、合格しておいしいビールで乾杯したいですよね!
ビア検公式サイトはこちら https://beerken.jp/
受検者には、どんな人たちがいるのか?
さて、どんな方々が受検しているのでしょうか。公式サイトにはこんな風に紹介されています。
ビールのメニューがわからない等の初心者の方から、ビール好きでビールについてもっと知りたい愛好家の方、ビール販売に携わる方やブリュワリー開業を目指すプロフェッショナルの方まで、満20歳以上でビール好きの方であれば誰でも受けられます。
3級-合格ライン60点
原料や基本的な製法・スタイル、ビールの歴史、ビールの味わいを中心に出題。選択問題です。公式テキストを丁寧に学習すれば、日常のビアライフからも得られることも多く、十分合格を目指せます。
これからビールについて詳しく知りたい!普段のビールがもっとおいしく飲みたい!というビギナーはこちらから受検しましょう。
2級-合格ライン70点
ビール文化・歴史を語ることができ、ビール通になりたい方を対象とした中級レベル。酒類を扱う仕事の方やビール愛好家向け。少し詳しい方々は、結構2級合格者が多いですね。公式テキストをきっちり押さえた上で、有名な海外ビールや国内のクラフトビール事情についても問われるので、ビールの書籍での知識取得や、ビアバー・ビアパブでの会話も情報収集として役立ちそうです。
1級-合格ライン80点
ビールに関する広範囲な知識をもち、自らビール文化を発信できる愛好者の頂点を目指す方を対象とした上級レベル。選択と記述、論文と回答するのですが、記述・論文は一般的な知識で回答できる内容が多いといわれています。4択で選ぶ選択問題でこそ、1級らしい難問が出ますので、アンテナ高くビール情報を貪欲に得るように、試験対策をしましょう。
というより、1級合格までするような方々は、日々、ビールのことばかり考えたり、スマホを覗けばビールの情報収集する事が習慣づいていることでしょう。
試験申し込みは7月1日から始まります!
申込期間は受検する級で異なります。
3級、2級、3級・2級併願:2024年7月1日(月)10:00~10月28日(月)23:59
1級:2024年7月1日(月)10:00~9月30日(月)23:59
皆さま、締め切り直前の申し込みは要注意です。申し込みサイトで、予期せぬ会員登録やクレジットカードのカード番号の入力があったり、スマホ・PCのフリーズなど、少しのトラブルが思った以上に時間を奪うものです。
また、支払方法をコンビニ/Pay-easyを選択した場合、支払期限を過ぎると自動キャンセルになるので、のんびり構えてもいられません。せっかく勉強したのに、あれこれ間に合わないなんてことにならないように、早め早めに申込は完了させておきましょう。
ビア検公式サイトはこちら https://beerken.jp/
受検日について
3級、2級、3級・2級併願:2024年9月1日(日)~10月31日(木)
1級:2024年10月20日(日)15:00~16:00 全国のCBST会場にて同日同時刻で一斉開催!
CBST方式による新しい受検方式
ご存じの通り、コロナ禍の前と後では、まったく世界が変わりました。こういった検定試験も同様です。それまでは全国5会場(はじめは3会場でした)で、大都市圏で一斉開催だった日本ビール検定も、コロナ禍のあおりで、Computer Based Testing(コンピュータ ベースド テスティング)による安全な受検方法をとることになりました。
全国47都道府県におよそ500箇所にもおよぶCBSTの会場で受検が可能になりました。以前の一斉開催では、新幹線や飛行機での移動が必要だった地域の受検者も、自分の住む場所から近い会場で受検できます。3級・2級については期間内であれば、体調や仕事などの受検者の都合での日時の変更も可能です。台風や自然災害・交通トラブルがあっても同様です。
満点賞を目指そう!
試験は100点満点です。100点で合格すると「満点賞」というご褒美があります。これは、勉強のし甲斐がありますね。
満点賞は、日本ビール文化研究会が選定したビール、1年分ということです。
でも、満点取得者が複数人の場合は、その皆さんで山分になります。ちなみに、昨年度は7名(複数級での満点取得者がいて延べ人数は8名)ということです。単純に一年分を365日として1日1本にするなら、52本となりますね。2ケースと4本届くのでしょうか。
考えるだけで嬉しすぎますね!ぜひ、目指してみましょう。
ビア検公式サイトはこちら https://beerken.jp/
受検料には割引特典もあります
3級 4,500円(10%消費税込)
2級 5,500円(10%消費税込)
1級 7,500円(10%消費税込)
3級・2級併願 9,000円(10%消費税込)
※2級・1級併願はございません
1級高得点者スペシャル割 5,700円(10%消費税込)※
※対象:2023年度の1級試験で70点以上獲得者
※2023年度の1級試験をお申込されたマイページアカウントからのみスペシャル割の申込が行えます。
知って広がるビールの世界(公式テキスト)
3級・2級はもちろん、1級の合格を目指すにも、知って広がるビールの世界は体系的にビールについて学べる素晴らしい書籍です。私はビア検(旧びあけん)が始まってからというもの、公式テキストを「ビール本として極めて優れている」と称賛し続けてきました。
この2024年4月に改訂された知って広がるビールの世界も、試験対策としてというより、純粋にビールの知識を広げるために読みたくなるような装丁になっています!データも最新のものに更新され、フルカラーでとても見やすく読み進めやすく構成されています。
また、日本ビール検定 公式問題集 [3級] / [2級・1級]2023年度版も出ています。とても勉強しやすい2色カラーの問題集で、キーワードやポイントとなる語句は赤字で印刷され、付属の赤色のシートを重ねながら読むことで知識の定着が図れます。解説も丁寧で、しっかり学習のポイントを押さえているので、1級や2級の合格を目指す皆さんも、[3級]のテキストから一緒に勉強し直すのも知識の焼き直しになります。
公式サイトでは副読本として「ビールの図鑑」も紹介しています。こちらは日本ビール文化研究会と日本ビアジャーナリスト協会との共同監修です。フルカラーのきれいな写真で、オーソドックスな銘柄のビールを懇切丁寧に説明しているので、ビアバーで飲んだり、ボトルショップでビールを購入する時にも楽しめる1冊です。
ビア検公式サイトはこちら https://beerken.jp/
そのほか、細かなこと
・3級と2級は2024年9月1日(日)~10月31日(木)の2か月間の試験期間がありますが、その間、1回だけ受検できます。2回は受けられません。
・3級・2級の併願は受験料が割引になります!でも、3級の試験と2級の試験は間に休み時間が無く、120分間、続けて受検することになります。(集中力!)
・1級は2級を合格した人だけが受検できます。今回、9月28日までに2級を合格すると、10月20日(日)の1級の受検資格を得られます。もう受検できるだけでもステイタス!
・1級の試験申し込み時は、2級合格の認定番号が必要です。
・前回(13回)1級を高得点で不合格だった方!(70~79点、惜しい!)なんと申込時に申請すると割引料金で受検できます。
7500円→5700円 お得です!
・3級と2級は、試験後すぐに結果が表示されます。(最後の1クリックに覚悟が必要!)
・1級の試験結果は、11月下旬にCBTS受検者専用サイトのマイページの「結果サマリー」に合否・得点が掲載されます。
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※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。