[テイスティング,新商品情報]2024.7.11

【飲んでみた】エチゴビール「前途洋々ホワイトエール」7月12日(金)に新発売！

エチゴビール株式会社から、白ビールとIPAを融合した限定醸造クラフトビール「前途洋々ホワイトエール」が7月12日(金)に発売されます。発売前のビールを試飲させてもらったため、ビールの特長や、テイスティングの感想、ペアリング例をご紹介します。

エチゴビール「前途洋々ホワイトエール」

1 エチゴビールとは
2 「前途洋々ホワイトエール」とは
- 2.1 「未来が広々と開けているような前向きな気分に」がテーマのビール
- 2.2 白熊シリーズ10作め。缶デザインには船に乗る6頭の白熊とオウム
3 一足お先に飲んでみた！
- 3.1 テイスティング感想
- 3.2 ペアリングしてみた＜ズッキーニとベーコンの黒胡椒炒め＞
4 キラキラとした夏を、これからを。ビールと一緒に楽しもう！

エチゴビールとは

エチゴビール株式会社は、地ビール解禁（※1）後、1995年に全国第1号のクラフトビールメーカーとして創業しました。ブランドのシンボルマークであるヤギのイラストに、見覚えのあるクラフトビールファンは多いはず。缶での流通が主であり、全国のスーパー、コンビニエンスストア等で取り扱いがあります。

※1　1994年に酒税法の改正により、ビールの製造免許に必要な最低製造量が年間2,000KLから60KLにまで引き下げられ、小規模の醸造所が数多く生まれたことから「地ビール解禁」と呼ばれるようになった

2020年には定番ランナップのデザインをリニューアル。さらに限定醸造ビールは、それぞれのコンセプトに合った魅力的なデザインで展開しています。

「前途洋々ホワイトエール」とは

「未来が広々と開けているような前向きな気分に」がテーマのビール

今回発売となる「前途洋々ホワイトエール」は、小麦麦芽を主原料とした白ビールをベースに、贅沢にドライホッピング（※2）したビールです。やわらかい口当たりでゴクゴク飲めるところが夏にぴったり！日本語名では「ホワイトエール」ですが、ホップを大量に使用していることもあり、英語表記は「Dry Hopped White IPA（※3）」です。

前途洋々とは、“将来が希望に満ちているさま。先行きが開け、未来に希望のもてるさま”のこと。「前途洋々ホワイトエール」のネーミングには、このビールを飲むことで未来が広々と開けているような前向きな気分になれるようにという思いが込められています。

※2　ホップは通常、苦味成分を熱によって抽出するために発酵前の麦汁の煮沸工程で投入するが、ドライホッピングとは、ビールの醸造過程において発酵終了後にホップを投入する製法。主にビールにホップの香りを強く残すために行う

※3　IPA（インディアペールエール）とは18 世紀末頃、英国の植民地だったインドにビールを送る際に、ビールの劣化を抑えるため、防腐効果が高いホップを大量に使用してビールを造ったことで生まれたビアスタイル

白熊シリーズ10作め。缶デザインには船に乗る6頭の白熊とオウム

「前途洋々ホワイトエール」は、エチゴビールで人気の白熊シリーズの10作めです。

2018年「ALWAYS A WHITE」
2019年「ALWAYS A WIT」
2019年「SOMETIMES BREWS」
2020年「のんびりふんわり白ビール」
2021年「にっこりほっこりブラウンエール」
2022年「SOMETIMES BREWS」（缶デザイン変更）
2023年「林檎とハーブの微笑みエール」
2023年「檸檬ジンジャー楽園エール」
2024年「林檎とハーブの微笑みエール2024」（缶デザイン・ビールのレシピ変更）
2024年「前途洋々ホワイトエール」

IPAがインドへ海上輸送する際に生まれたビールであることから、ビールをのせて大海を進む「船」をイメージし、缶のデザインにも反映されています。

船の搭乗員は6頭の白熊です。そして空には海賊の帽子をかぶったオウムが飛んでいます。

白熊の中には、白熊シリーズの1つ「SOMETIMES BREWS」の2頭がいると思われますが、あとの4頭がどの白熊なのかは不明です。

描かれたキャラについて公表されていない分、想像を巡らせるのも楽しいデザインです。