【季節のお菓子とビールで愉しむ】7月 杏仁豆腐
ビール好きの皆さま、梅雨が明け大変な暑さが続きますね。
これだけ暑いと喉越しの良い食べ物が嬉しくなります。
6月から7月はあんずの旬でもあります。そこで今回は「杏仁粉」を使った杏仁豆腐をご紹介します。ビールとのペアリングもお楽しみに。
7月のお菓子:杏仁豆腐
杏仁豆腐とは
杏仁豆腐はもともと薬膳料理の一種です。喉に良いと言われるあんずの種の中の仁(杏仁)を粉末にしたものを服用しやすくしたものと言われています。
なお、杏仁豆腐は英語ではAlmond Jerryと呼ばれます。厳密にはあんずの種とアーモンドは別物なのですが、中国では「Almond」とひとまとめになっているようです。
牛乳とアーモンドエッセンスを使った杏仁豆腐も多いのですが、今回は杏仁粉とアーモンドミルクと寒天でさっぱりと仕上げています。
材料 カップ4個分
杏仁粉10g、水300ml、砂糖30g、寒天パウダー2g、アーモンドミルク400ml
(シロップ)水200ml、砂糖20g、アマレットシロップ少々、枸杞の実少々
作り方
- ボウルに杏仁粉と水を入れ、弱火にかけながらよく混ぜる。ここでの練り方が足りないと粉っぽさが残るため丁寧に混ぜること。
- 寒天パウダー、砂糖を入れ、よく溶かす。寒天パウダーを入れてから2分ほど沸騰させるとよい。
- 一度火を止め、アーモンドミルクを加える。
- もう一度弱火にかけて混ぜながら沸騰させ、火を止める。
- カップに注ぎ分け、粗熱が取れてから冷蔵後で冷やす。
- シロップを作る。砂糖、水、アマレットシロップ、枸杞の実を入れ一煮立ちさせる。
- カップの中で菱形にカットし、シロップを注ぐ。
- できあがり。
ペアリング
だらだらエール
アサヒの「だらだらエール」は、東京・神奈川・埼玉・千葉のセブンイレブン限定で発売されています。
オーツ麦芽を使用しているので、柔らかな口あたりが合うのではないかと思い試してみました。
あまり苦いビールはシロップを使用している杏仁豆腐とは合わせにくいのですが、ABV3.5%と軽いこのエールはまるで寄り添うように馴染んでくれました。
今回の杏仁豆腐は寒天を使用し解けるような口あたりに仕あげていますが、ゼラチンや生クリームを使ったなめらかでリッチな杏仁豆腐にも合いそうです。
休日の午後にぴったりな組み合わせです。
オハラズ ヘイジーIPA
もう1本はあんずのフルーティさを思わせる組み合わせにしたいと思い、ヘイジーIPAを選びました。
真ん中に一つ種がある果物をストーンフルーツと呼ぶのだそうです。
このヘイジーIPAはピーチのフレーバーがあると言われ、フルーツの香りが楽しめます。あんずも桃と同じバラ科で、ストーンフルーツでもあるので近しく相性がよいのではないかと考えました。
とてもジューシーで、華やかな風味がプラスされます。こちらの組み合わせはぱきっとした寒天の杏仁豆腐との相性がよさそうです。
ABV:7%
栄養のある冷菓で暑さを乗り切りましょう!
いかがでしたでしょうか?それではよきビールライフをお過ごしください!
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。