【季節のお菓子とビールで愉しむ】10月 柿のミルクジュレ
ビール好きの皆さま、秋を迎えさまざまな果物がお店に出回るようになってきましたね。
中でも柿は東アジア原産と言われ、古くから日本で親しまれている果物です。今回は熟柿を使って簡単に作れるデザートをご紹介します。
ビールとのペアリングもお楽しみに。
目次
10月のお菓子:柿のミルクジュレ
柿とは
柿の鮮やかなオレンジ色はカロテン(体内でビタミンAになる栄養素)によるもので、他にもビタミンCや食物繊維など栄養豊富な果物です。
「二日酔いの時に柿を食べると良い」と聞いたことはありませんか?柿の渋みのもとであるシブオール(タンニンの一種)が、アルコールを分解し生成されるアセトアルデヒドを吸着し体外へ排出する効果をもち、お酒を飲む前に食べても酔いを軽減できるとのことです。
今回は柿のピュレと牛乳を混ぜ冷やすだけの簡単デザートを作ります。以前「柿プリン」として話題になりましたが、私は柿のペクチンと牛乳のカルシウムが結合しゲル化しているので「柿のミルクジュレ」と呼んでいます。
優しいオレンジ色なのでハロウィンのデザートとしてもよいと思います。ぜひお試しください!
材料 プリンカップ4個分
柿2個(皮をむいた状態で314g)、牛乳150ml(柿重量の約半分)、お好きなデコレーション
作り方
- 柿の皮をむき荒く刻み、深めの容器に入れる。ここで重さを測っておきましょう。
- ハンドブレンダーでピュレ状にする。
- 牛乳を3回に分けて加え、その都度ハンドブレンダーで混ぜる。
- カップ4つに注ぎ分け、冷蔵庫で半日以上冷やす。
- お好きなデコレーションをして、できあがり。
ペアリング
ワールドクラフト〈モルト香る〉メルツェン
10月といえばオクトーバーフェスト。ファミリーマート限定で、オクトーバーフェストで飲まれるメルツェンタイプのビールが販売されていますのであわせてみます。
予想どおりモルトの甘みが柿の甘さとよくマッチします。トーストのような香りが特徴的なビアスタイルですがこのビールはそれほど強くなく、ジュレのとろっとした食感を邪魔せず楽しめました。
ABV:5.5%
ベルヘイヴン 90/〜 ウィー・ヘヴィー
もうひとつ甘めのビールを。
干し柿の甘さをイメージさせるスコティッシュ・エールです。
ドライフルーツのような香りがありカラメルの風味も加わって、まったりと濃厚な組み合わせになりました。アルコール度数が高いので、ゆるゆると過ごす夜に楽しみたいですね。
ABV:7.4%
いかがでしたでしょうか?それではよきビールライフをお過ごしください!
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。