ブラッセルズ大手町サンフーヤン・パーティーレポート
BJA1期生の富江弘幸です。6月7日、ブラッセルズ大手町にて、サンフーヤン醸造所のドミニク・フリアー社長を招き、「伝統と革新のサンフーヤン醸造所、ドミニクさんと飲んじゃおう!」と題してパーティーが開催されました。
サンフーヤン醸造所はブリュッセル南西のル・ルゥという小さな町の醸造所です。7世紀にアイルランドの宣教師フーヤンがこの地で殉教。彼の信仰者たちがフーヤン修道院を建て、そこでビールを造ったのが始まりです。フランス革命後に修道院は壊されてしまいましたが、1950年からフリアー醸造所が「サンフーヤンシリーズ」の醸造を開始し、現在はサンフーヤン醸造所に名前を変更しています。
パーティーでは、アメリカ・サンディエゴのグリーンフラッシュ醸造所とのコラボレーションビール「ブラックセゾン」を含む、サンフーヤン醸造所のすべてのビールが提供されました。これらのビールを造る醸造所は1894年に建てられたものをほぼそのまま使用しているとのこと。ドミニク社長から醸造所についての解説もありました。
また、こういう場でないとなかなか味わえないのがビッグボトル。サンフーヤン・セゾンが小瓶・大瓶・2リットルボトルが用意されており、飲み比べをしてみました。大瓶でも上の部分と下の部分では味わいが異なり、2リットルボトルになると香りの華やかさが格段に違う印象。味わいもまろやかになっており、同じビールでもこれだけ味わいが変わるということがよくわかりました。
そしてさらに、グリーンフラッシュ醸造所との新作コラボレーションビールの発表も! このパーティーのために用意された大瓶2本分を全員で少しずつテイスティング。フルーティーなホップの香りがあり、サンフーヤン、グリーンフラッシュ双方のよさが出ているビールだと感じました。このビールがどんなビールなのか、詳細はまた後日お知らせしたいと思います。
ドミニク社長はこのパーティーの後、大阪へ向かい、ベルギービールウィークエンド大阪に参加しています。ベルギービールウィークエンド大阪でもサンフーヤン醸造所のビールがありますので、この機会にサンフーヤン醸造所のビールを飲んでみてはいかがでしょうか。
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