【季節のお菓子とビールで愉しむ】12月ジンジャーブレッドマン
ビール好きの皆さま、まもなくクリスマスですね!子どもだけでなく大人もなんとなくそわそわしてしまうのは何故なのでしょうか?
クリスマスのお菓子は各国にさまざまありますが、今回はツリーの飾りにも使われることが多いヒト型のクッキー、ジンジャーブレッドマンをご紹介します。
生姜とシナモンを効かせて、大人向けのレシピとしています。
ビールとのペアリングもお楽しみに。
目次
12月のお菓子:ジンジャーブレッドマン
ジンジャーブレッドマンとは
ヨーロッパ各地には香辛料を使ったお菓子が数多くあります。中でも生姜の使用は16世紀、ペストの予防としてイギリス国王ヘンリー8世が推奨したと言われています。
そして、国王に似せてヒト型の生姜入りクッキーが焼かれたのがジンジャーブレッドマンの由来との説があるとのことです。
ちなみにジンジャー「ブレッド」という名ですが、ジンジャービスケットやジンジャークッキーとの境界は曖昧で、ヒト型ならジンジャーブレッドマンと呼ぶようです。
今回は小麦粉の半分を全粒粉にしてより香ばしく焼き上げました。砂糖もきび砂糖、てんさい糖などの風味のあるものを使うのがおすすめです。
ぜひお試しください!
材料 天板2枚分
生姜30g、薄力粉100g、全粒粉100g、シナモン大さじ1、バター100g、砂糖70g、生姜30g、卵黄1個分、
ココア大さじ3
作り方
- 生姜をすりおろす。30g取り分け、残りは冷凍しておくと便利に使えます。
- 薄力粉、全粒粉、シナモンをあわせて振るっておく
- ボウルにバターを入れ、クリーム状にかき立てる。
- 砂糖を3回に分けて入れ、よくすり混ぜる。
- 卵黄、生姜を加えそのつどよく混ぜる。
- 振るった粉類を少しずつ入れてこねていく。
- クッキー生地を半分に分け、片方にココアを混ぜる
ラップで包み、3時間以上冷蔵庫で寝かせる - 生地を麺棒で約2mmの厚さに伸ばす。(100円ショップの木製スティックを使用して厚さを一定にしています)
- クッキー型で抜き、天板に並べる。
目と体のボタンは爪楊枝の後ろで穴を開ける。 - いったん天板を冷蔵庫に入れてから、オーブンの予熱を180度で開始し、予熱が終わったら20分間焼く。
ココア生地も同様に焼く。 - 金網で冷まし、できあがり。
ペアリング
トゥーラビッツブルーイング クリスマスエール
クリスマスビールとはスパイスが使われアルコール度数が高いビールです。
ラベルにサンタクロースが描かれ、赤白緑のクリスマスカラーの配色も相まってイブの食卓にあると一気にムードが高まりそうです。
クリスマスプディングの味を忠実に再現とあるとおり、まずドライフルーツの風味を強く感じます。
クッキーに入れたシナモンの他にクローブも使用されていて、一緒に口に含むと甘さが濃厚になりますね。
ケーキがわりに夜をゆっくり楽しんでいただきたい組み合わせです。
ABV:9%
バテレ グロバ
もうひとつはチャイラテスタウトのグロバです。
Globbaはショウガ科の多年草の名前です。
インド式チャイをベースにしていて生姜、シナモンの他、カルダモン、クローブ、黒胡椒が使われています。
そのためピリッと辛みを感じます。
クッキーが砂糖控えめでスパイシーなレシピなので、お菓子というよりおつまみとして楽しめる組み合わせとなりました。
ABV:7.0%
いかがでしたでしょうか?それではよきビールライフをお過ごしください!
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。